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綿打ち職人
Beijing Cotton-Fluffer
北京弾匠
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中国/1999/中国語/モノクロ/ビデオ/78分
監督・編集:朱伝明(ジュー・チュアンミン)
製作:陳家楽(チェン・ジアル)
提供:朱伝明(ジュー・チュアンミン)
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朱伝明(ジュー・チュアンミン)
Zhu Chuan-ming
1971年生まれ。技術学校を卒業後、工場で5年間働く。その後、北京電影学院の映画撮影学部を受験する。今までに本、詩、散文などを発表。『綿打ち職人』は初の映像作品。 |
湖南省の故郷を離れ、北京で古い綿布団の綿を打ち直す仕事を始めたひとりの青年。道路端のほったて小屋に住み、お客の来るのを待つ。北京電影学院の学生監督が、同年輩のこの若者と知り合い、日常生活の記録を始めた。
北京で大学生活を送る故郷の幼なじみからは煙たがられ、家族内の人間関係や貧しさに将来をさえぎられ、昔の恋人の思い出に複雑な感慨をもつ。大都会での貧窮した暮らしのなかで感じるさまざまな不満や孤独がカメラの前に噴出する…。
【監督のことば】
私の作品の未熟さに寛容であったこの映画祭の選考委員会には、多くの人々に作品を見せられる場をいただき感謝している。この作品を作っている間、質素かつ単調に生き、優しくて壊れやすい心を持つ登場人物に私の心は動かされたと同時に、汗にまみれた笑顔とため息の裏に潜む苦悩には驚きを隠せなかった。荒々しくも悠長な表情、涙と笑顔、痛みと喜び、闘いと諦めに焦点を当てて映画を撮影した。聞き、語り、対話し、記録することを切望して止まなかった私にこのような機会を与えてくれた映画祭に感謝している。
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