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■ウィグワム?燃える矢 ■橋 ■波浪 ■雨 ■われらは建てる ■フィリップス・ラジオ ■クレオソート ■コムソモール―英雄たちの歌 ■新しい土地 ■ボリナージュの悲惨 ■スペインの大地 ■四億 ■動力と大地 ■インドネシア・コーリング ■最初の年月 ■世界の河はひとつの歌をうたう ■セーヌの詩 ■早春 ■イタリアは貧しい国ではない ■旅行日記 ■ヴァルパライソにて… ■ミストラル ■ベトナムから遠く離れて ■北緯17度 ■愚公山を移す ■風の物語 ■マグニトゴルスク―新しい人間の製造		ヴァルパライソにて… . . . A Valparaiso 　 1963/フランス、チリ/モノクロ＆カラー/37分/35mm 監督・脚本：ヨリス・イヴェンス 撮影：ジョルジュ・ストルーヴ、パトリシオ・グズマン、レオナルド・マルティネス 編集：ジャン・ラヴェル　 音楽：グスタヴォ・ベセーラ｢わたしたちはヴァルパライソに行く｣　唄：ジェルメーヌ・モンテロ　 ナレーション執筆：クリス・マルケル ナレーター：ロジェ・ピゴー　 製作：ルイス・カルネジオ　 製作会社：アルゴス・フィルム、チリ大学映画実験所 1962年イヴェンスはチリへ教壇に立ち映画を作るために招かれた。学生達と共に彼が作ったのが本作品、彼の最も心動かされる映画のひとつである。映画はこの港町の由緒正しい歴史と、その現在のコントラストを見せる。我々は42の丘に建てられた町と、その富裕と貧困、その街路の日常生活、その随所にある石段、ケーブルカーを見る。すでにその貿易港としての重要性を失ってしまったヴァルパライソだが、豊かな過去はこの貧しい街の随所にその面 影を残している。映画はこのアイロニーをその詩的な語り口の中に響かせ、1963年の現在と、街の誇り高い歴史を交錯させる。白黒とカラーの映像を切り替えながら、イヴェンスは最後に、この美しい街の石段や丘の上で遊ぶ子供達の姿を見せ、将来への希望を持たせて映画を締めくくる。 ■解説■ ある映画監督の生涯の鳥瞰図 ヘレン・ファン・ドンゲン ケース・バカー 　 beforenext COPYRIGHT:Yamagata International Documentary Film Festival Organizing Committee