日本に生きるということ |
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東京の在日外国人
日本映像民俗学の会で活躍する北村皆雄と弘理子。東京に住む在日外国人を映像民族学の視点で描く。
日暮里・三河島物語 韓国・済州島からの人々
Koreatown: Chejudo Koreans in Tokyo- 日本/1996/日本語/カラー/ビデオ/36分
監督:北村皆雄
撮影:柳瀬裕史、北村皆雄 編集:松田美子
整音:橋元未雪 ナレーター:赤座美代子
学術協力:大野祐二
製作:みうらようこ
製作会社、提供:ヴィジュアルフォークロア
東京荒川区の日暮里・三河島周辺は、韓国・朝鮮出身者が多く、在日の歴史が刻まれた所だ。日韓併合(1910)後から戦時中に移住した一世と二世、三世、四世、またニューカマーも住んでいる。中でも済州島高内里(コネリ)出身が圧倒的に多く、故郷の人口を超えた。いつ、どうしてここに移り住んだか? 彼らにとってニホン人とは? 在日コリアンであることとは何か? 済州島からの人たちとその子孫の生き方、考え方、アイデンディティを探った。
ムスリム 在日パキスタン人の祈りと生活
Muslims of Tokyo: The Lives and Prayers of Pakistanis in Japan-
日本/1995/日本語/カラー/ビデオ/36分
監督:弘理子
撮影:高橋愼二 編集:松田美子
整音:橋元未雪 ビジュアル・エフェクト:田高伸悟、遠山智士
ナレーター:赤座美代子 製作:五嶋正治、北村皆雄
製作会社、提供:ヴィジュアルフォークロア
東京に暮らすイスラム教徒(ムスリム)の知られざる生活に迫った作品。公立小学校に子どもを通わせる母親は、毎朝給食と同じメニューをハラール食材で作り弁当を持たせる。父親は学校より大切な時間であると、子どもたちを都内で行われる集団礼拝に連れて行く。不法滞在を続けるパキスタン人青年は、なぜ東京で働きつづけるのか? 底辺に生きる彼が突く日本社会の矛盾、そして最後に彼がとった決断とは? 多国籍都市東京の一面を描く。