約束の楽園
Promised Paradise-
オランダ、インドネシア/2006/インドネシア語/カラー/ビデオ/52分
監督、撮影:レナード・レテル・ヘルムリッヒ
脚本、製作:ヘティ・ナイケンス=レテル・ヘルムリッヒ
編集:バス・ルテリンク、ヘティ・ナイケンス=レテル・ヘルムリッヒ
音楽:ハリー・ルースリ
音響:ランコ・パウコヴィッチ
製作会社:スカラビーフィルムズ
提供:スマイリー・ワールド・メディア www.smileyworldmedia.com
ジャカルタ在住の人形使い・吟遊詩人であるアグス・ヌール・アマルは、2002年にナイトクラブで起きた爆弾事件の責任の所在を追い求めてバリ島に赴く。ユーモアこそが彼の最大の武器。子どもたちの前での作り物のテレビの中の9.11の話に笑いが溢れるが、やがて影絵がインドネシアでの爆弾攻撃事件のイメージに移る。自爆攻撃の犯人が今どこにいるのかを超能力者にも相談したり……。天国と地獄のはざまでアマルは何を詠うのか?
レナード・レテル・ヘルムリッヒ 1959年、オランダのティルブルフ市生まれ。オランダ映画テレビアカデミーを卒業し、長編デビュー作『The Phoenix Mystery』('90)を制作。ドキュメンタリー『Moving Objects』('91)は、いくつかの国際映画祭で受賞。'94年より、アムステルダムとジャカルタを行き来するようになる。講師としてワークショップに参加するのに加え、'98年にスハルトがインドネシア大統領の座を降りた前後に数本のドキュメンタリーを制作した。 |