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一千万の闘い
The Battle of Ten MillionLa bataille des dix millions
ベルギー、フランス、キューバ／1970／フランス語／モノクロ／ビデオ（原版：16mm）／58分
監督、脚本、編集：クリス・マルケル、ヴァレリー・マイユ
映像：サンティアゴ・アルバレス、ICAIC
音楽：レオ・ブローウェル
製作会社：K.G.プロダクション、SLON、RTB、ICAIC
提供：ISKRA
1970年、キューバのカストロ議長はサトウキビの生産量を一千万トンに引き上げる目標を掲げるが、最終的にこの政策は失敗に終わる。サンティアゴ・アルバレスの『離陸18時』の映像を中心に構成された作品。
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パリからの報告：言葉は意味を持つ
Report on Paris: Words Have a MeaningOn vous parle de Paris: Maspero, les mots ont un sens
フランス／1970／フランス語／モノクロ／ビデオ（原版：16mm）／19分
監督、撮影、編集：クリス・マルケル
製作会社：SLON、SAGA
提供：ISKRA
この作品で、マルケルは、左派の出版社と本屋を経営するフランソワ・マスペロを被写体にした。世界の様々な地域の革命家たちが書いた本を出版するマスペロの仕事は、政治闘争に関わる人々の声を直接的に伝えようとするSLONの信念と重なっている。
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ブラジルからの報告：カルロス・マリゲーラ
Report on Brazil: Carlos MarighelaOn vous parle du Brésil: Carlos Marighela
フランス／1970／フランス語／モノクロ／ビデオ（原版：16mm）／17分
監督、脚本、編集：クリス・マルケル
製作会社、提供：ISKRA
1969年11月、ブラジルの軍事独裁政権への抵抗勢力のリーダー、カルロス・マリゲーラは、80人の警官隊に殺された。報道写真のストックやデモの映像、またインタビューを通して、主要なテレビニュースでは決して見ることのできなかった、当時のブラジルの困難な状況が伝わってくる。
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プラハからの報告：アルトゥール・ロンドンの第2公判
Report on Prague: The Second Trial of Artur LondonOn vous parle de Prague: Le deuxième procès d'Artur London
フランス／1971／フランス語／モノクロ／ビデオ（原版：16mm）／30分
監督、編集、ナレーション：クリス・マルケル
撮影：ピエール・デュプーイ
製作会社：SLON、SAGA
提供：ISKRA
マルケルがスチル写真を担当したコスタ＝ガヴラスの『告白』は、急進的スターリン主義者が仕組んだ冤罪事件の犠牲者、アルトゥール・ロンドンの手記を基にしている。本作は『告白』の撮影中に作られた。監督や出演者、そしてロンドン本人へのインタビューを通して、映画と現実が複雑に交錯する。
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動き出す列車
The Train Rolls OnLe train en marche
フランス／1971／フランス語／モノクロ／ビデオ／32分
監督、脚本、編集：クリス・マルケル
写真：ジャック・ロワズルー
ナレーション：フランソワ・ペリエ
製作会社：SLON
提供：ISKRA
アレクサンドル・メドヴェトキンは、列車に乗ってソ連の大地を駆けめぐり、旅先で撮影、その場で編集して上映する、「映画列車」という政治的な映画製作の中心人物であった。1971年パリ、その映画列車について、マルケルはメドヴェトキンにインタビューする。冒頭の記録映像を繋ぎ合わせた前衛的なモンタージュで見られるように、この映画のテーマは「目と手と列車」である。