Program 3
原爆許すまじ 1954年日本のうたごえ
The Unforgivable Atom Bomb: The Singing Voice of 1954 Japan- 1954/モノクロ/16mm(原版:35mm)/28分
監督、構成:野田真吉、竹内信次、道林一郎、かんけまり
撮影監督:宮島義男
企画、構成:日本のうたごえ企画委員会
総指揮:関鑑子
製作:米山彊、大沼鉄郎、河野哲二
製作会社:記録映画製作協議会、音楽センター
提供:共同映画社
1954年11月27日からの3日間、東京の共立講堂と東京体育館で行われた、うたごえ運動の大イベントの記録。全国の工場や農村から数万の人々が参加。各地の民謡や労働者たちの合唱、朝鮮、中国などの歌や踊りも披露された。最後に「原爆ゆるすまじ」の大合唱が行われた。
松川事件 真実は壁を透して
The Matsukawa Incident: Seeing the Truth Through the Wall- 1954/モノクロ/35mm/58分
撮影:植松永吉、宮島義勇、竜神孝正、入沢吉五郎、高山弥、大小島嘉一、瀬川順一、藤井良孝、川村浩士、島本義誠
画像提供:国立映画アーカイブ
編集:野田真吉、河野哲二、間宮則夫
録音:片山幹男、加々良次郎
音楽:団伊玖麿
企画、製作:松川事件対策委員会
製作:宇部敬、赤間博、谷口豊一、米山彊、森谷玄
提供:国立映画アーカイブ
1949年8月17日に生じた機関車脱線事件。後に共産主義思想の持ち主が犯人ではないかと疑われ、労働争議中の人々が検挙されて裁判がはじまる。第一審、第二審の判決を不当とし、真実を映画で究明するために生まれた作品。今回はニュープリントによる上映となる。