スペイン/2021/8分
監督:アルバロ・マルティン・サンス Álvaro Martín Sanz
祖父が残した8ミリフィルムに映っていたスペイン・セコビアの水道橋。その後、両親もその旧跡を写真で撮っていた……。それらの映像と、作者が住むローマにある水道橋、そして百年後も変わらない風景のイメージが連鎖していく。本作は、「目に映る風景を撮っただけ」という行為が持つ記録性と、家族の記憶(イメージ)が重なり合うことで、「人の営み」とは何なのか? というテーゼとともに、撮ることの意味を問い直す。
●6日 F2 | 8日 Q1