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アジア・フィルム・コミュニティ:きらめく星座群

共催:国際交流基金アジアセンター

109日−14日 [会場]山形美術館2、5、旧西村写真館、フォーラム5

アジア千波万波×Double Shadows/二重の影スペシャル

これまで書かれてこなかった、そして、未だ書かれていない東南アジア映画史に光を照射するコラボレーション企画。シンポジウム、インスタレーション作品の展示、作品上映によって浮かび上がる、政治的、経済的、芸術的な東南アジア映画の課題は、けっして、地域、あるいは映画というメディアのみに限定されるものではないはずです。

《展示》時をつなぐフィルムの糸 ― Lab Laba-Laba インスタレーション【入場無料】
展示:
カッティング・フィルムエドウィン/2015/16mm/90秒ループ・三面上映
ハード・ボイルドリツキ・ラズアルディ/2015/35mmリバーサルフィルム/スライド・ビューアー
[日時]109日[金]−14日[水]10:30−16:00 
[会場]旧西村写真館

《上映》東南アジアにおけるアーカイヴの未来
上映:瞬く光の陰で監督:ハフィズ・ランチャジャリ/インドネシア/2013/155分
《シンポジウム》ファウンド・フッテージの想像力【入場無料】
登壇者:エドウィン、チャリダー・ウアバムルンジット、ユキ・アディッティヤほか/司会:とちぎあきら


映画空間を開拓する

映画を作ることとは、映画製作も含めた「映画空間」を模索し、切り拓いていく行為なのではないだろうか。映画を作る人たちの共同作業の場、作り手と観客が出会う上映の場、映画を作る過程あるいは完成された作品について議論したり批評する場、あるいは自分自身や世界と向き合い対峙する場であるかもしれない。3日間の“ヤマガタ・ラフカット!”、2日間のディスカッション後には、連日ここで出会った参加者同士の交流の場を開きます。詳細は参加してのお楽しみ!

《アジア千波万波×ヤマガタ・ラフカット!×ラテンアメリカ》
ディスカッション:映画空間を開拓する ― ジョグジャカルタ、アンデス、ミンダナオ、仙台、高知【入場無料】
参加者:ドゥウィ・スジャンティ・ヌグラヘニ、マルタ・ロドリゲス、テン・マンガンサカン、酒井耕、大木裕之、カルロス・ゴメス
《アジア千波万波特別企画》
ディスカッション:東南アジアから世界へ ― 映画づくりの現在【入場無料】
司会:フィリップ・チア/参加者:キン・マウン・チョウ、ジム・ランベーラ、ガージ・アルクッツィ、ダニエル・フイ


映画批評コレクティブ

映画批評コレクティブは、現在もっとも独創的な作品を生みだしている世界のインディペンデント映画と関わり、国際的な映画批評の創出と普及のためのプラットホームを目指す。コレクティブはフィリピンから東南アジアのインディペンデント映画を情熱的に紹介し、その存在を世界的に知らしめたフィリピン出身の映画批評家、故アレクシス・ティオセコ(1981−2009)の情熱に示唆を受け、映画批評が国境や既存の文化的な枠組みをこえていく必要性を主張すると同時に、現代映画における作品と思想の特別な重要性をアジアの地域に見いだす。また、若手の国際的な批評家たちに、映画作家や映画祭のプログラマーや観客との対話をとおして感性と技術をみがくためのグローバルな空間を提供する。YIDFF 2015はその活動の出発点となるだろう。

《ワークショップ》ヤマガタ映画批評ワークショップ
講師:クリス・フジワラ、北小路隆志、金子遊
[日時]109日[金]−12日[月]

《上映》
ストーム・チルドレン 第一章監督:ラヴ・ディアス/フィリピン/2014/143分
《シンポジウム》実験的な映像としてのドキュメンタリー【入場無料】
登壇者:クリス・フジワラ、北小路隆志、金子遊、フィリップ・チア、テン・マンガンサカン、チャリダー・ウアバムルンジット、ユキ・アディッティヤ