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    HOME TOWN--me & the Kobe Earthquake

    - 2005/日本語/カラー/ビデオ/89分

    監督:元木隆史
    撮影:藤岡幹嗣、元木隆史
    編集、構成、製作:藤岡幹嗣
    音楽:谷口有美
    提供:元木隆史、藤岡幹嗣

    1995年の阪神淡路大震災時に大阪に住んでいた神戸出身の監督。2003年、高校時代の友人の誘いで改めて故郷に帰り、震災と向き合い、いまの神戸を撮る。自身の内面と葛藤しながらカメラを持つ監督の心のあり方を率直に描く。



    【監督のことば】神戸生まれの僕が神戸から巣立った直後の1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こった。以後10年近く、僕は被災した神戸から目をそらし続けた。この作品はそのことへの言い訳として始まった。けれど言い訳ほど無意味なことはないと気づいた時に作品は完成した。弁解も懺悔も不要だった神戸市長田の人々と友人に感謝する。


    - 元木隆史

    1973年、神戸生まれ。1993年、大阪芸術大学に入学。数々の自主映画を監督し『プウテンノツキ』(2001)の公開を経て、『ピーカン夫婦』(2005)で商業デビュー。劇映画中心で活動している。