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    Japan's Peace Constitution

    - 2005/日本語、英語、韓国語、中国語、アラビア語/カラー/ビデオ/78分

    監督、編集:ジャン・ユンカーマン
    撮影:大津幸四郎
    音楽:ソウル・フラワー・ユニオン
    製作:山上徹二郎
    出演:ジョン・ダワー、日高六郎、ベアテ・シロタ・ゴードン、ノーム・チョムスキー、チャルマーズ・ジョンソン、韓洪九(ハン・ホング)、他
    製作会社、配給:シグロ

    自衛隊のイラク派兵をきっかけに、2005年、憲法についての踏み込んだ議論が始まった。国内の性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す。憲法とは誰のものか。憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界の知識人たちが語った、インタビュー集。



    【監督のことば】日本国憲法は米軍による「押し付け」憲法だと言われるが、いまの改憲の動きこそ米圧による「押し付け」改憲だろう。平和憲法を誇る日本はアメリカのイラク戦争に加担している。憲法では武力行使を放棄している国が強大な軍力を保持している。こんな矛盾だらけの題材を、日本にいるアメリカ人としての矛盾を抱えながら、少しでも整理してみたいと思ってこの映画を作った。作ってみたらまたさらに矛盾にぶつかったが。


    - ジャン・ユンカーマン

    日米両国を拠点に活動を続けているドキュメンタリー作家。前作『チョムスキー9.11』(2002)は世界十数カ国で翻訳され、現在も各国で上映が続いている。他にアカデミー賞ノミネート作『HELLFIRE 劫火』(1988)、『老人と海』(1990)など。