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[韓国]

見えない役者たち

Invisible Actors
보이지 않는 배우들

- 韓国/2018/韓国語/カラー/デジタル・ファイル/122分

監督、撮影、編集:チェ・ヒョンシク
出演:ユ・ユリム、コ・ジヘ、チャン・ムニョン、ノ・ジュヨン
提供:チェ・ヒョンシク

ゾンビ役の練習をする4人の役者。演技と生活が融解する彼女たちの意識をはがすように、「国家と個人について」をテーマに、自らドキュメンタリー演劇を創作する。その設定された日常世界という舞台、その過程にある女性演劇人や労働者意識、やりがい搾取についての議論、さらには演技する日常という枠組みを取り込みながら、本作の監督が彼女たちとで、同時にひとつの映画を作る試み。さて、演劇と映画はどう実現していくのだろうか。(WM)



【監督のことば】私たちが自分たちの観客となるということ。

 映画では4人の俳優の人生を用いて伝えようとした。4人の俳優たちが、それぞれ自らの人生について演技し、考え、誤解していること、またそのような時間を見せようとした。私たちは自分の人生について嘘をついたり、そうしないよう努めてみたりした。とにかく、こうしたすべての行為はある真実として(映像に)盛り込まれている。それは私たちがドキュメンタリーという方法を取り入れたからである。


チェ・ヒョンシク

2008年にメディアクト・インディペンデント映画制作ワークショップを修了し、独学で映画について勉強している。