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沖縄 うりずんの雨

Okinawa: The Afterburn

- 日本/2015/日本語、英語/カラー、モノクロ/Blu-ray/148分

監督:ジャン・ユンカーマン
撮影:加藤孝信、東谷麗奈、チャック・フランス、スティーブン・マッカーシー、ブレット・ワイリー
音楽:小室等
整音:若林大記
製作:山上徹二郎、前澤哲爾、前澤眞理子
配給、提供:シグロ

1945年4月1日、米軍が沖縄本島に上陸。当時、戦場で向き合った元米兵、元日本兵、沖縄住民に取材を重ね、記録映像を交えて沖縄戦の実情に迫る。また、今日まで米軍基地をめぐる負担を押し付けられてきた沖縄の差別と抑圧の歴史を描き、辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上がらせる。



【監督のことば】米軍基地を撤廃するための戦いは今後も長く続くでしょう。沖縄の人々はけっしてあきらめないでしょう。しかし、沖縄を「戦利品」としての運命から解放する責任を負っているのは、沖縄の人々ではありません。アメリカの市民、そして日本の市民です。その責任をどう負っていくのか、問われているのは私たちなのです。


- ジャン・ユンカーマン

1952年、米国ミルウォーキー生まれ。スタンフォード大学卒業。初監督作品『劫火 ―ヒロシマからの旅―』(1986)が米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。以降、『老人と海』(1990)、『夢窓 〜 庭との語らい』(1992、エミー賞受賞)、『チョムスキー9.11』(2002)、『映画 日本国憲法』(2005、YIDFF 2005)など、日米両国を拠点に活動を続けている。