ヤマガタ映画批評ワークショップ
映画祭というライブな環境に身を置きながら、ドキュメンタリー映画を通して世界について思考し、執筆し、読むことを奨励するプロジェクト。ワークショップ参加者が、プロの映画批評家のアドバイスを受け、執筆した記事は、映画祭期間中に特設ウェブサイトで順次発表されます。YIDFF 2021では、「ヤマガタ映画批評ワークショップ」をオンラインで開催いたします。
YIDFF ONLINE!:ヤマガタ映画批評ワークショップ(特設サイト)
期間:9月25日(土)−10月13日(水) *オンライン参加形式
日本語コース講師:北小路隆志
映画批評家、京都芸術大学教授。装苑や朝日新聞などに映画批評を執筆。主な著書に『王家衛(ウォン・カーウァイ)的恋愛』(INFASパブリケーションズ、2005年)、共著に『エドワード・ヤン 再考/再見』(フィルムアート社、2017年)、『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』(フィルムアート社、2016年)、『ひきずる映画』(フィルムアート社、2011年)、『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社、2011年)、『ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声』(せんだいメディアテーク、2007年)、『映画の政治学』(青弓社、2003年)などがある。
英語コース講師:クリス・フジワラ
日本を活動拠点とする米国人映画批評家・プログラマー。映画についての自身の編著書のほか多くの論集や雑誌で執筆し、個々の作品や上映プログラム企画についてのレクチャーも広く行っている。各種上映施設・機関でのプログラム企画の経験も豊富で、エディンバラ国際映画祭では以前に芸術監督を務めたこともある。また、ベルリン映画祭、シンガポール国際映画祭、メルボルン国際映画祭、国際交流基金アジアセンターなどで映画批評と上映プログラム企画のワークショップの主宰や講師も務めている。
『映画批評コレクティヴ』の発行
YIDFF 2015の「ヤマガタ映画批評ワークショップ」講師や参加者による評論、シンポジウムなどをまとめた『映画批評コレクティヴ1』、同じく2016年11月のサラミンダナオ・アジアン映画祭(フィリピン)で開催されたワークショップの成果を収めた『2』、そして2020年のシネマ・レヒヨン(フィリピン)での作品レヴュープログラムから生まれた『3』が、全文閲覧・ダウンロードできます。
ダウンロード 映画批評コレクティヴ 1(PDF、3.4MB)| 映画批評コレクティヴ 2(PDF、3.8MB)
映画批評コレクティヴ 3(PDF、2.6MB)