公開講座:わたしのテレビジョン 青春編
共催:山形大学、東北芸術工科大学
山形映画祭初の試みとして、テレビドキュメンタリーに関する特集上映を、山形大学と東北芸術工科大学との共催で行います。
1960年代から70年代の名番組を中心に、テレビジョンの若く熱い時代を辿るプログラム。テレビ制作者の第一世代として数々の業績を残したプロデューサー牛山純一、福岡RKB毎日放送の巨匠・木村栄文、実験的な試みに挑んだTBS萩元晴彦、村木良彦、ラジオの録音構成の流れを汲むNHKの名ディレクター工藤敏樹……現在のテレビドキュメンタリーにはない、痛烈な批判精神や毒のあるユーモアに溢れた名作の数々を一挙上映!
料金:入場無料 会場:山形美術館2
- 〈工藤敏樹〉
- 『メダカ課長』1966/30分
『ある帰郷』1968/40分
『廃船』1969/80分
『富谷國民学校』1969/60分
〈牛山純一〉- 『第十九国会』牛山純一/1954/30分
『クマの歌の学校』西尾善介、後藤英比古/1961/26分
『水と風』牛山純一、後藤英比古/1963/37分
『世界の屋根のヒゲドクター』池松俊雄/1963/25分
『反骨の砦』大島渚、吉田実/1964/25分
『ある国鉄乗務員 ―スト中止前夜―』大島渚、土本典昭、羽仁進、関川秀雄、大沼鉄郎、田村孟、岡本愛彦ほか/1964/25分
『市民戦争』土本典昭/1965/25分
『南ベトナム海兵大隊戦記』牛山純一/1965/50分
『多知さん一家』市岡康子/1965/25分
『海女』市岡康子/1968/25分
『テレビに挑戦した男・牛山純一』畠山容平/2011/85分
〈木村栄文〉- 『飛べやオガチ』1970/57分
『苦海浄土』1970/49分
『いまは冬』1972/35分
『まっくら』1973/48分
『鉛の霧』1974/41分
『祭りばやしが聞こえる』1975/91分
『あいラブ優ちゃん』1976/48分
『記者ありき 六鼓・菊竹淳』1977/86分
『鳳仙花 〜近く遥かな歌声〜』1980/72分
『むかし男ありけり』1984/85分
〈萩元晴彦・村木良彦〉- 『サラブレッド わが愛』萩元晴彦/1964/25分
『中西太 背番号6』萩元晴彦/1964/ 25分
『命ひとつ』萩元晴彦/1965/25分
『あなたは…』萩元晴彦、村木良彦/1966/53分
『クール・トウキョウ '67年秋』村木良彦/1967/25分
『われらの時代』村木良彦/1967/25分
『ハノイ 田英夫の証言』太田浩、村木良彦、宝官正章/1967/53分
『わたしの火山』村木良彦/1968/25分
- ■トークセッション・ゲスト(予定)
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秋山浩之(TBS報道局プロデューサー)
粟村皓司(元RKB毎日放送、木村栄文作品の編集担当)
市岡康子(『多知さん一家』『海女』ディレクター)
永田浩三(元NHKプロデューサー、武蔵大学社会学部教授)
丹羽美之(東京大学情報学環准教授)
濱崎好治(川崎市市民ミュージアム 学芸員)