回到一圏:日台ドキュメンタリーの12年後 |
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王秀齢(ワン・シウリン) |
土屋豊 |
1966年生まれ。映画の他、自主ビデオの流通プロジェクト「VIDEO ACT!」などメディアアクティヴィストとしても活躍。現在、新作長編劇映画『humanity+』を準備中。 |
新しい神様
The New God-
日本/1999/日本語/カラー/DVCAM/99分
監督、脚本、録音、編集:土屋豊
撮影、ナレーター:雨宮処凛、伊藤秀人、土屋豊
音楽:加藤健(REBEL BLUE)
製作会社、提供:W-TV OFFICE
tsuchiyayutaka.seesaa.net
今や押しも押されぬ作家・活動家となった雨宮処凛。12年前のこの映画では、反天皇派の左翼監督だった土屋豊が民族派(右翼)パンクバンドの彼女に近づき、反発と奇妙な共鳴を経ながら交流を深める。北朝鮮やイラクなどへもカメラを持参した雨宮のビデオ日記から、拠り所を求めて漂流する現代の若者が映る。本作はその後一般公開されカルト的人気を博す。YIDFF 1999 FIPRESCI特別賞受賞。
幽閉者たち
Prisoners-
日本/2007/日本語/ カラー/Blu-ray(SD)/83分
監督:土屋豊
撮影:土屋豊、江田剛士、二宮正樹
プロデューサー:越川道夫
協力:『幽閉者』製作委員会
製作、配給:スローラーナー
かつて“アングラ映画の旗手”として知られ、その後パレスチナに渡って日本赤軍に参加した足立正生35年ぶりの監督作として話題となった『幽閉者 テロリスト』。本作はそのメイキング映像。撮影現場、監督や異色出演者のインタビューを通して、70年代のテロリストの映画が、現代日本の若者が感じる閉塞感とどのように重なるかを考える。