やまがたと映画
山形にまつわる映像文化を紹介するプログラム。映画祭草創期の記録映像や映画、発掘されたホームムービーを今見つめなおす。
- 映画の都2025プロジェクト関連企画
- 第一回、山形国際ドキュメンタリー映画祭 '89の記録映画『映画の都』の、本編で使われなかった約13時間に及ぶフィルムのデジタイズが今年実現した。この未公開の映像素材を起点に、映画祭草創期を振り返り、山形の地で映画祭を開催し続けてきた営みから、東北の地方都市における未来の国際文化活動を考えていく。国際映画祭を成功させようと起ち上がった山形の市民ボランティア集団YIDFFネットワークを主題にした幻のラフカットをよみがえらせるほか、小川紳介監督による追加撮影現場のメイキング映像を核にした新作(タイトル未定、構成:大江悠太/2025)を上映し、トークイベントも開催する。
- ホームムービー企画
- 山形市内の家庭で見つかった昭和30年代の8mmフィルムを、持ち主の解説付きで映写機を使って上映。個人の思い出が地域の貴重な記録となる、ホームムービーの多様な価値に光を当てる。
- 初期映画祭上映フィルム作品のデジタルリマスター版上映