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どうすればよかったか?

What Should We Have Done?

日本/2023/日本語/カラー、モノクロ/DCP/102分

- 監督:藤野知明
撮影、編集:藤野知明、淺野由美子
製作:淺野由美子
製作会社::動画工房ぞうしま

1983年、当時24歳の姉に統合失調症の症状が現れた。しかし両親はそれを認めず、精神科を受診させることなく姉は家に引き籠った。やがて両親は玄関に南京錠をかけ、姉の外出を阻止するようになった。両親の態度を疑う弟は、その責任を問うためにキャメラを回し始める。20年以上にもわたる家族の葛藤。


- 藤野知明

1966年、北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部で学んだ後、日本映画学校映像科映像録音コース卒業。主にマイノリティに対する人権侵害をテーマとして映像制作を行う。監督作に『とりもどす ―囚われのアイヌ遺骨―』(2019)、『カムイチェプ サケ漁と先住権』(2020)、『アイヌプリ埋葬・二〇一九・トエペツコタン』(2021)など。アーティスト・イン・レジデンス「山形ドキュメンタリー道場4」(2022)に参加。