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キャメラを持った男たち ―関東大震災を撮る―

Men with Movie Cameras--Shooting the Great Kanto Earthquake

日本/2022/日本語/カラー、モノクロ/DCP/81分

- 演出、脚本:井上実
撮影:藤原千史、中井正義、今野聖輝
音楽:清水健太郎
書:小宮求茜
語り:土井美加
音響:黒澤道雄
グレーディング:村石誠
製作:村山英世
企画、制作、配給:記録映画保存センター

100年前、10万人を超える死者を出した関東大震災があった。この時、誰に命令されたわけでもなく、燃えさかる火の中を決死の覚悟でキャメラを回した3人の男たちがいた。残されたフィルムから彼らの思いが世紀を超えて映像を記録する意味を私たちに問いかける。


- 井上実

1965年名古屋市生まれ。前田勝弘プロデューサーが主宰する幻燈社に入り、その後、犬童一心、松川八洲雄監督らの演出助手を経て、『NON』(1992)で初演出。以来、伝統文化記録、アーカイブ映像を活用した記録映画を手がける。土本典昭のプロデューサーとして知られる高木隆太郎についてのドキュメンタリー作品『表現に力ありや ― 「水俣」プロデューサー、語る』(2016)は、YIDFF 2017クロージング作品として上映された。