日本映画を中心に29本を上映する。映像作家や被災地での活動を続ける方々とシンポジウムを開催し、全国や世界に向け発信。また、映画祭終了後、作品のいくつかからプログラムを組み直し、上映の輪を広げる。 |
すぐそばにいたTOMODACHI
The Neighborly Tomodachi- 日本/2011/日本語/英語字幕付/95分
監督:セシリア亜美 北島
3.11。在日ビルマ人95人が被災地に行きボランティアを行った。様々な事情を抱えながら日本にいるTOMODACHIの行動と思いを映す。
東日本大震災 教訓を次世代へ
The Great East Japan Earthquake: A Lesson for the Next Generation- 日本/2011/日本語/英語字幕付/31分
監督:赤間信義
多くの尊い「命」と「日常」が奪われた誰もが想像しなかった受け入れがたい現実。その時……「明と暗」「生と死」を分けたものはいったい何か。
雪海
Snow after the Day- 日本/2011/日本語/60分
監督:大竹暁
塩竈市出身のスキーモーグル選手・畑中みゆき。略奪や暴動、決して報じられることのない被災地の現実。震災後、畑中と共に避難所を回り、島で暮らす漁師たちと出会い、海に生きることの意味を知る……。
軌跡 ―小名浜0811―
Locus --Onahama 0811--- 日本/2011/日本語/25分
監督:友利栄太郎
東日本大震災から5ヵ月。夏の風物詩、花火大会が被災地である福島の小名浜で行われようとしていた。ひび割れた港から打ち上げられた花火。真夏の夜に降る光の雨。
大津波のあとに
Lives after the Tsunami- 日本/2011/日本語/73分
監督:森元修一
2011年3月11日に発生した東日本大震災。その2週間後の仙台、東松島、石巻を撮影した記録の最後の3日間。児童108人中74人が津波にのまれてしまった石巻市大川小学校を中心に描いた。
槌音
Tsuchioto- 日本/2011/日本語/英語字幕付/23分
監督:大久保愉伊
故郷の岩手県大槌町が被災、家族も被害に見舞われた監督が、津波に流されることを免れた震災前の貴重な映像を編み込んで綴った詩。
2011年3月18日
March 18, 2011- 日本/2011/日本語、英語/英語字幕付/34分
監督:アニアス・ワイルダー
3.11、岩手県釜石の沿岸部を襲った津波、行方不明の友人を探す旅。
二つの悲劇 ― 東日本大震災とスローフード運動
From a Country Struck by Twin Tragedies . . .- 日本/2011/日本語/24分
監督:掛川正幸
「惨状を自分の目で見て、さらに自分にできることを考えた。その結果生まれたのが、この作品だ」。
私たちにできたこと できなかったこと
What We Achieved and What We Didn't- 日本/2011/日本語/30分
監督:岡崎孝
大震災発生以降、山形市内でみられた様々な事象を、人物ではなく、張り紙や看板などを通して解き明かす。
100年の鼓動 ―ハワイに渡った福島太鼓―
Great Grandfather's Drum- アメリカ/2011/英語/日本語字幕付/57分
監督:カル・ルイン
製作:ヴィクトリア・ルイン、カル・ルイン
戦前、福島からハワイに移住した人たちが残した太鼓や踊りや歌を守り、次世代に伝えようとする日系アメリカ人を描く。FUKUSHIMAへのエールとして上映。