回到一圏:日台ドキュメンタリーの12年後 |
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王秀齢(ワン・シウリン) |
ご挨拶
このたびは、中華民国(台湾)建国100周年を記念するために、特定非営利活動法人山形国際ドキュメンタリー映画祭との共催で、「台湾特集 回到一圏:日台ドキュメンタリーの12年後」を開催する運びとなりました。
今回の特集は様々なテーマを扱った優れた作品が台湾と日本から集まりました。現代社会の様相が多様化する中、ドキュメンタリー映画も時代の真実を映しながら、新しい可能性を求めた動きが展開されています。映画祭においては台湾と日本の中堅ドキュメンタリー映画制作者たちの歩みを捉えることができるでしょう。これらの作品を通して、新しい発見と感動を十分ご堪能いただけると思います。
特集を企画した今年は、「中華民国の国父」である孫文が、1911年に辛亥革命により清王朝を倒し、アジアで初めての共和国である中華民国を建国して100周年となります。辛亥革命の成功には、日本の友人たちが重要な貢献を果たしました。それから100周年を迎えた今も、台日交流は順調に進展しております。日本人の友情に感謝を申し上げるとともに、中華民国100周年を祝賀する今回の特集へのご参加を歓迎いたします。
最後に、今回の「台湾特集」を機に、台湾と日本の文化交流がより盛んに行われるようになることを歓迎するとともに、台日両国の友好関係がさらに深まることを心から期待しております。
台北駐日経済文化代表処
代表 馮寄台
本プログラム「回到一圏」は行政院文化建設委員会と台北駐日経済文化代表処の共催により実現しました。 |