english
ニュー・ドックス・ジャパン
  • ちづる
  • 釜の住民票を返せ！ 2011
  • さようならUR
  • 隣る人
  • 9月11日
  • 女として生きる
  • “私”を生きる
  • ここにおるんじゃけぇ
  • BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus Vol. 1 “2011年4月”, Omnibus Vol. 2 “2011年5月”
  • 銀鉛画報会
    		•

    ここにおるんじゃけぇ

    Yes, I Am Here
    - 日本／2010／日本語／カラー／ DVCAM／97分

    監督：下之坊修子
    撮影：下之坊修子、神吉良輔、岡崎まゆみ
    編集：岡崎まゆみ
    音楽：大谷隆、高玉要
    制作：映像発信てれれ
    www.terere.jp/kokonioru.htm

    佐々木千津子さんは生後すぐに脳性マヒとなりながら、今は24時間介護を受け自立生活を送る。髪をピンクに染め、ジーパン姿で毎日街へ繰り出している。20代で受けた強制不妊手術の後遺症に悩みながら、ネコと介助者と暮らす日々。ユーモアあふれる佐々木さんのエッセイを織り交ぜながら描かれる、その正直な姿は、彼女の人生に関わってきた介助者たちにも影響を与え、愛されている。


    【監督のことば】千津子さんは髪の毛をピンクに染めた60過ぎの女性だ。脳性マヒで強制不妊手術を受けさせられたが、その悔しさを抱えながら、限りなく自由で奔放だ。痩せ細り、動けなくなっていくが、したいことがあるという。その彼女に惚れ込んだ作品である。


    - 下之坊修子

    1950年生まれ。ウーマンズスクールで映像を学ぶ。監督作品に『離婚を選んだ女たち Part II・SEX』（1996、YIDFF 1999、全州国際映画祭2000）、『忘れてほしゅうない』（2004、ソウル女性映画祭、台湾女性映画祭）など。