明日へ向かって |
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肝っ玉おばちゃん
Rough Aunties-
イギリス/2008/英語、ズールー語/カラー/ビデオ/104分
監督・撮影:キム・ロンジノット
編集:オリー・ハドルストン
録音:メアリー・ミルトン
音楽:ブレンダ・ファッシー
製作:ポール・テイラー、テディ・レイファー
製作会社:ライズ・フィルムズ、ヴィクセン・フィルムズ
提供:ライズ・フィルムズ
南アフリカのダーバンを拠点に活動するNPO「ボビーベア」を動かす、不敵で、おせっかいで、たくましいおばさんたちの映画。性的虐待を受けた子どもたちを保護し、加害者を裁くために日夜活動する。ツリー、ミルドレッド、スドゥドラ、ユリーカ、ジャッキーら “人種混合部隊”は、制度的無関心、汚職、大人の強欲を敵に日々戦い、コミュニティの弱者たちを助ける。仕事でも、時にはプライベートでも、日常的に悲劇と向き合わざるを得ない彼女たちは、実によく泣き、笑い、互いに元気を与え合いながら、よりよい明日のために一致団結する。ブリティッシュ・カウンシルとの共催上映。
キム・ロンジノット 英国国立映画テレビ学校でカメラと演出を学ぶ。卒業後、舞踊家で人権活動家の花柳幻舟を扱った『幻舟』(1989)、日本人女性についての『東京良妻』(1992)をクレア・ハントと共同監督。その後、ジャノ・ウィリアムズと共同で宝塚歌劇団についての『ドリームガールズ』(1993)や、女性として生まれて男として生きる東京人を扱う『新宿ボーイズ』(1995)等を制作。文化人類学者のジバ・ミル=ホセイニと撮った『イラン式離婚狂想曲』(1998)はYIDFF '99、ジャノ・ウィリアムズと共同監督した『ガイア・ガールズ』(2000)はYIDFF 2001で上映。『Sisters in Law』(2005)はカンヌ国際映画祭 Art et Essai賞を受賞した。 |