明日へ向かって |
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メグニカ
Megunica-
イタリア/2008/イタリア語、スペイン語/カラー、モノクロ/ビデオ/83分
監督、撮影、脚本:ロレンツォ・フォンダ
編集:ファビオ・カパルボ
録音:シーベ、イヴァン・メルロ
音楽:ロレンツォ・マニャーギ
製作:オリヴィア・ヴェローナ
製作会社:メルクーリオ・チネマトグラフィカ
配給、提供:ワイド・マネージメント
イタリア人アーティスト、ブルーと映像作家のロレンツォが仲間たちと中南米の旅に出る。メキシコ(メ)、グアテマラ(グ)、ニカラグア(ニ)、コスタリカ(カ)、アルゼンチン(ア)を歩き、出会いと交流を重ねながら、ブルーは塀やビルの壁に巨大で自由な楽しい絵を描いて回る。かつての社会主義スローガンや薄汚れた破壊の跡を塗りつぶす行為は、地元の人の好奇心と驚き、喜びと怒りによって迎えられる。壁に描いた生き物が動きだし、羽を生やして実写の空へ飛び立つアニメーションと合わせ、グラフィティの即興的ダイナミズムはパブリック・アートの楽しみを十分に堪能させてくれる。イタリア文化会館との共催上映。
ロレンツォ・フォンダ スケートボーダー歴15年のイタリア人。制作会社メルクーリオ・チネマトグラフィカ(イタリア)、ホーネット(アメリカ)、ストレンジ・ビースト(イギリス)で、コマーシャル、映画、マルチメディア作品を制作。作品はカンヌ・フリンジの若手映画監督賞とレスフェストで上映されたほか、書籍『Pictoplasma: Characters in Motion』や、『Swindle』誌、DVDマガジン『Stash』、コンバースギャラリーで紹介されている。アルファロメオ、ナイキ、MTV、コンバース、サンデックのコマーシャルも手がける。初監督作『メグニカ』は多くの国際映画祭で上映され、アムステルダム国際映画祭ではベスト・クリエイティブ・ドキュメンタリー賞を受賞。 |