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日本プログラム 上映作品


106日−10日 [会場]F5 フォーラム5

 独自の視点で日本をとらえた作品を紹介するプログラム。災禍を記録することの倫理と映像の力を改めて考察する『キャメラを持った男たち ―関東大震災を撮る―』。20年にわたる家族の葛藤の切実な記録。キャメラを通し、その責任と家族のあり方を探る『どうすればよかったか?』。半世紀にわたり平和を訴え続け、陸上自衛隊の演習場で牛の放牧を夢見て生きる一家の物語を描く『日本原 牛と人の大地』。三味線を伴奏に喜怒哀楽の情を表現する浪曲の世界。芸に生きる人々の伝統と継承をうねりとともに謳いあげる『絶唱浪曲ストーリー』。大都市のなかにひっそりと息づく文化と身体感覚を軽快かつ丁寧にとらえようとする『Oasis』。スタイルに拘泥することなく、時間の厚みのなかで、ある場所に生きる/生きざるをえないことをアクチュアルに、真摯に問う5本の映画を上映する。