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映画祭2003情報

ニュー・ドックス・ジャパン


 本映画祭では例年、「アジア千波万波」の会場であるミューズの21時台に日本映画を上映。満員御礼のゴールデンタイムになっています。このプログラムでは、海外の国際映画祭で話題の日本作品など、実力派作家によるドキュメンタリーがラインアップされます。


延安の娘
Daughter from Yan'an
日本/2002/中国語(北京語、陝西省方言)/カラー/35mm/120分
監督:池谷薫

中国文革時、北京から下放された紅衛兵の両親に棄てられ農村で育てられた娘が、30年ぶりに親と出会う。カルロ・ヴィヴァリ映画祭でドキュメンタリー部門のグランプリをはじめ、ベルリン、モントリオール、香港、シンガポールなど多数の映画祭で注目された。

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追臆のダンス
Letter from a Yellow Cherry Blossom
日本/2002/日本語/カラー/ビデオ/65分
監督:河瀬直美

写真評論家・西井一夫の最期の日々。本人から撮影を求められた監督は、残された時間を「共に生きた記憶」として紡ぎ出す。本作同様、撮影対象と作り手の息づかいと交歓が鮮やかに写る、河瀬監督の新作劇映画『沙羅双樹』は全国各地で公開中。

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FIVE DAYS
FIVE DAYS
日本/2003/日本語/カラー/ビデオ/52分
監督:中島崇

5日分のメモ的日記に脚色を施した、どこかユーモラスな映像エッセー。1971年から2000年まで日本の実験映画の中心イメージフォーラムで雑誌の編集長やキュレーターとして活躍してきた映像作家、中島崇の話題の新作。

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次・どこ・行く?
Now, Where, To?
日本/2001/日本語/カラー/ビデオ/43分
監督:白川敏弘

造船会社の団地に住む両親の日常と、廃墟となった集合住宅を映し、歴史と自身の未来をおもう。2002年イメージフォーラム・フェスティバル・グランプリを受賞後、バンクーバー、ロッテルダムなど国際映画祭で好評を博した作品。

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人らしく生きよう ― 国労冬物語
Be More Human--Kokuro's 15-year Struggle
日本/2001/日本語/カラー/ビデオ/100分
監督:松原明、佐々木有美

1987年の国鉄民営化で、容赦ない「首きり」「差別」にあった国労組合員の15年間に渡る闘いを描く。労働運動や環境問題を主題にビデオ製作を続けてきたビデオプレスの作品。映像メディアを通して台湾や韓国の労働運動と連帯し、市民メディアの可能性を追求する。


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