| わたしのテレビジョン 青春編 |
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工藤敏樹
NHKのシリーズ「日本の素顔」などを制作した吉田直哉、小倉一郎らの後を受け、テレビ第二世代として登場した工藤敏樹。ディレクターとしての8年間で、「ある人生」シリーズを筆頭に、26本ものドキュメンタリー番組を制作した。ラジオの録音構成番組を手がけてきた工藤の作品には、流麗なナレーションなど、映像と音声のモンタージュに対する並々ならぬこだわりが見てとれる。
以下の作品は、すべてディレクター：工藤敏樹、制作：日本放送協会
メダカ課長
The Fish Manager- 日本／1966／日本語／モノクロ／ビデオ／30分
撮影：益子広司 編集：鈴木良子
音声：加藤安一 語り：青木崇
東京都水質保全課の山田課長。オリンピック後の東京を舞台に、川の汚濁と闘う課長の奮闘を描く。
ある帰郷
A Homecoming- 日本／1968／日本語／モノクロ／ビデオ／40分
撮影：葛城哲郎 編集：鈴木良子
音声：玉造仁一 語り：中西龍
戦死したはずの男性が、20余年経って沖縄で生存していることが確認される。男の数奇な人生を辿る。
廃船
An Abandoned Ship- 日本／1969／日本語／モノクロ／ビデオ／80分
撮影：葛城哲郎 編集：工藤敏樹、葛城哲郎
音声：玉造仁一、栗山忠三 語り：中西龍
夢の島に棄てられていた一隻の船が、第五福竜丸だったことが判明。船の流転と乗務員たちを追いかける。
富谷國民学校
Tomigaya National Elementary School- 日本／1969／日本語／モノクロ／ビデオ／60分
撮影：高橋清 音声：栗山忠三
1967年、学校の物置で発見された16ミリフィルムは、学童疎開時の記録だった。当時の富ヶ谷と疎開の時代が交錯していく。