| 明日へ向かって |
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EUNIC Japan共催プログラムにあたって
2008年2月、東京において設立されたEUNIC Japanとの協力のもと企画・構成されたこの特集プログラムが山形国際ドキュメンタリー映画祭2009で開催されますことを祝し、映画祭主催者に感謝申し上げます。山形映画祭は世界中および日本全国から映画作家たちが隔年で集まる、世界でも有数のドキュメンタリー映画祭です。EUNIC Japan 参加15か国は、欧州連合内の政治、経済、文化において実行されているヨーロッパ相互協力の精神を日本において広報するこの山形映画祭の重要な取り組みを歓迎いたします。EUNIC Japanは日本の主要なパートナー機関と協力しあい、ヨーロッパの文化交流を発展・促進させるため、熱心に活動をしています。デンマーク、ドイツ、英国、イタリア、ポーランドの各国の映画作品が「明日へ向かって」というタイトルのもと上映されますEUNIC Japan 共催特集は、世界および地域問題への一般的なヨーロッパ人の考え方やアプローチ法への理解を深めることに貢献することでしょう。その問題は、“グローバル・ヴィレッジ”の住人すべての関心事であります。
映画祭主催者、映画監督の方々、そしてEUNIC Japanの上映参加国、その他の参加国、および本映画祭に参加されるEU加盟国に対して、心からお礼を申し上げます。山形映画祭と観客の皆様には、素晴らしいイベントと更なるご成功をお祈りいたします。
ウーヴェ・シュメルター
ドイツ文化センター 東アジア地域代表
EUNIC Japan 代表
| EUNIC JAPAN（在日EU文化機関ネットワーク） EUNIC JAPAN（ユーニック・ジャパン）は、EUNIC本体がブリュッセルで設立されてから2年も経たない2008年2月、EU加盟国9カ国とその文化機関が立ちあげました。僅か1年後、メンバーは実に15カ国にも拡大しました。参加国はオーストリア、ブルガリア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、リトアニア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデン、イギリス。スペインとチェコもまもなく参加予定となっています。 オーストリア議長国のもとで設立され、2008年5月以来、ドイツ議長国とオーストリア副議長国の下で統率されています。各代表機関は、議長国がデンマークであるEUNIC本体のグローバルな総ガイドラインに沿って活動しています。日本の主要パートナー機関との文化協力に重点を置き、文化とメディア、多言語主義、文化と教育、知的財産、文化と危機などのテーマを扱っています。 山形国際ドキュメンタリー映画祭2009での共同プログラムは、日本で最初のジョイント活動のひとつとして挙げられます。今後の活動としては、ヨーロピアン・バロック音楽祭2010/2011や、EU加盟国、日本、韓国、中国共同で知的財産をテーマにした活動を行う予定です。 |