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    People Crossing the River

    - 韓国、日本/2000-2010/日本語、韓国語/カラー/ビデオ/113分/英語字幕版

    監督、撮影、製作:金徳哲(キム・ドッチョル)
    編集:金徳哲、渡辺行夫
    音楽:金永東(キム・ヨンドン)
    主題歌:張思翼(チャン・サイク)
    題字:新藤兼人 
    協力:近代映画協会、西江大学校映像大学院、韓国映画振興委員会(KOFIC)
    製作会社:KJ Film
    配給(日本国内):ケイジェイ フィルム

    戦時中、朝鮮から強制動員され、働かされた工場の並ぶ川崎で、4人の日本人と韓国人が日韓の歴史と向き合いながら、世代を超えた文化の架け橋づくりに腐心する。高校3年生の高木久美子さんは、韓国・富川市の高校生とホームステイの交換交流を行なう。関田寛雄牧師は40年前から共生と人権問題に取り組む。在日韓国人2世の宋富子さんは、差別経験を乗り越え「在日三代史」のひとり芝居公演を重ねる。また、金景錫さんは裁判で人生最後の闘争に立つ。そして日・韓・在日コリアンの若者たちは平和を願い、多摩川を渡りイムジン河に至る。



    【監督のことば】韓国と日本、ふたつの国の人々が歩んだ長い道のり、そして、これから新しい道を拓き、明日を共に生きようとする両国の若者たちと、主人公4人の人生と意思をナレーションを使わず、劇映画とドキュメンタリーの境界を超え表現した作品です。


    - 金徳哲(キム・ドッチョル)

    日大芸術学部映画学科卒。劇映画『潤(ユン)の街』(1989、金佑宣監督)などで撮影監督を務める。世界13カ国で撮られた14時間半の大作ドキュメンタリー映画『The Journey・旅程』(1987、ピーター・ワトキンス監督)の日本部分を撮影。ドキュメンタリー映画『渡り川』(1994、共同監督森康行)で監督と撮影を務め、キネマ旬報映画賞、毎日映画コンクール賞を受賞。『河を渡る人びと』で釜山国際映画祭ウンパ・ドキュメンタリー映画賞を受賞。

    ※このWebページの作品情報は、掲載後に更新されたものです。link YIDFF 2007 上映版