| ニュー・ドックス・ジャパン |
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花の夢 ある中国残留婦人
The Women the War Left Behind
日本／2007／日本語、中国語／カラー／ビデオ／97分／英語字幕版
監督、撮影：東志津
撮影協力：石倉隆二
音響構成：渡辺丈彦 音楽：横内丙午
ナレーター：余貴美子 製作：伊勢真一
企画、製作会社：映画「花の夢」製作上映委員会・いせFILM
配給：いせFILM
お国の役に立ちたいと、満州と呼ばれた中国・東北部へ渡った18歳の栗原貞子さん。敗戦後も帰国できず、貧困と差別の中、かの地で35年間を生き抜く。今は東京のアパートで白い猫と老後を送りながら、戦争と国の事情に翻弄された人生を静かに問い返すが、日本で暮らすことを選んだ子や孫たちもまた、中国人差別など辛酸にさらされていた。新人監督による鮮烈なデビュー作。
【監督のことば】この度は貴重な上映の機会を頂き大変光栄に感じております。“戦争”というテーマを発端に創り始めたこの作品ですが、3年という製作の年月を経て見えたものは、どんな時代も生き抜いて、命をつないできた人間の希望でした。“命”というものを見失いかけている現代だからこそ、たくさんの方々に観て頂ければと思います。
東志津1975年、大阪府生まれ。大学卒業後、PR映画、CMなどの映像制作に参加後、2003年より、ドキュメンタリーの製作開始。2004年、『花の夢』の前身となる『あなたの話を聞かせて下さい〜中国残留婦人 栗原貞子さんの日々〜』で2004年「地方の時代」映像祭の市民・自治体・CATV部門奨励賞受賞。 |