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ディスカッション

[会場]山形美術館5

テレビ・ドキュメンタリーの現場から東日本大震災を考える

日時:10月7日(土)18:10−20:10

東日本大震災をめぐるドキュメンタリーにおいて、テレビの取り組みを無視することはできないはずだが、一人ひとりの作り手はなかなか顔を出さない。被災地のローカルテレビ関係者を中心に立ち上がった勉強会「みちドキの会」の進行のもと、個人の作家とは別の立場で震災に向き合ってきたテレビの制作現場と観客/視聴者が膝詰めで語り合う。

登壇者: 
笠井千晶(『Life 生きてゆく』監督)
大野太輔、百崎満晴(みちドキの会)
司会: 
小川直人


映像アーカイブと学び――カンボジア・ボパナ視聴覚リソースセンターの取り組みを例に

日時:10月8日(日)16:00−18:00

東日本大震災という未曾有の災害は、多くの命を奪うとともに、記憶の継承について私たちに問いを投げかけることにもなっている。このセッションでは、カンボジア・ボパナセンターが取り組む映像を使った継承活動のケーススタディを元に、事例は異なるが映像アーカイブの役割と教育活動の可能性について話し合う。

報告: 
チア・ソピアップ(ボパナセンター・ディレクター)
パネリスト: 
高倉浩樹(東北大学東北アジア研究センター/社会人類学)
小川直人
司会: 
藤岡朝子(YIDFF理事、本プログラム・コーディネーター)


東日本大震災はドキュメンタリー映画になにをもたらしたか

日時:10月9日(月・祝)13:20−15:20

東日本大震災をめぐり数多くのドキュメンタリー映画が撮られている。震災直後の2011年に「映画になにができるか」という思いからはじまった本特集が4回目を迎えた今、しばしその問いを反転させ「震災が映画になにをもたらしたのか」を考える。私たちは東北を新たに発見したのか、未だカメラに写らないものがあるのか、はたまた、新たな表現者を生み出したのか。

パネリスト: 
荒木啓子(ぴあフィルムフェスティバル・ディレクター)
佐藤寛朗(neoneo編集室)
安岡卓治(プロデューサー/日本映画大学教授)
司会: 
小川直人

311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ

「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」は、2011年3月11日に起きた東日本大震災の記録映画とその作品資料を蒐集・保存し、作品情報を世界に発信する、山形国際ドキュメンタリー映画祭主催のプロジェクトです。山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー内に設置されており、ライブラリー来館者は、各登録作品の視聴用DVDを館内のビデオブースで見ることができます。登録作品情報は以下の特設ウェブサイト(データベース)にて随時更新されています。

YIDFF「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」特設サイト

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー
〒990-0076 山形市平久保100
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問い合わせ
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
phone: 023-666-4480 e-mail: 311docs@yidff.jp