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その他企画


特別招待作品

 小川紳介監督が山形の詩人真壁仁さんを撮った『牧野物語・峠』をオープニングに、土本典昭監督を描いた藤原敏史監督の『映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事』をクロージングに上映します。併せて、土本監督の『ある機関助士』、『海とお月さまたち』を上映。また、黒木和雄、松川八洲雄、今村昌平の三監督を追悼して、『とべない沈黙』、『にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活』を上映。さらに、布川徹郎監督を中心とする制作集団によるパレスティナ・台湾を視野に入れながら日本の現状を突く作品のマルチスクリーン上映を行います。

会場:中央公民館6F、中央公民館4F

 


ニュー・ドックス・ジャパン

 日本ドキュメンタリーの新作、話題作をまとめて見られるまたとないチャンス! 2006年に劇場記録を塗り替えたヒット作『蟻の兵隊』、格差社会の時代を生きる青年による『遭難フリーター』、世界に誇れる(?)日本の『選挙』、日韓の歴史を結ぶ生きた交流の記録『河を渡る人々』、若手監督による鮮烈かつ繊細なデビュー作『花の夢 ある中国残留婦人』、あるパレスティナ人女性の12年間を伴走する『ガーダ パレスチナの詩』をミューズ1とフォーラム5で上映します。

会場:ミューズ1、フォーラム5

 


YIDFFネットワーク企画上映

『映画の都 ふたたび』飯塚俊男
『ミリキタニの猫』リンダ・ハッテンドーフ
『Pahenlo』大木裕之、前田真二郎、中ザワヒデキ、西村知巳ほか
『プライドinブルー』中村和彦

会場:中央公民館4F、ミューズ1、フォーラム5

 


日本ドキュメンタリーの可能性

5日〜8日中央公民館4Fでは、海外からプロデューサーを迎えたJ-Pitchセミナー「日本ドキュメンタリー、国際共同製作の可能性」と題した連続セミナーを開催。世界のドキュメンタリー製作スキームと市場について学び、ケーススタディを通して日本作品が国外で観客と制作資金を得た実例を知ろう。


ANDプレゼンツ:音とドキュメンタリー

撮影から仕上げまで一人で作るビデオは便利。でも視覚情報と言葉にひきずられた作品になっていませんか。音響のもつ演出力についてあらためて考える、名講師を迎えたマスタークラスを9日・10日に開催します。関連して、メイン会場の中央公民館大ホール6FではNHKラジオの長寿番組「音の風景」を連日日替わり上演。暗闇の中で音に耳を澄ませてみよう。