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FIPRESCI審査員


■FIPRESCI
 FIPRESCI(国際批評家連盟)には60年以上の歴史があり、世界中で60以上の国々に支部を持つ(日本は日本映画ペンクラブ)組織である。「国際批評家連盟賞」(FIPRESCI賞)は国際映画祭の場で与えられ、映画芸術の促進と、特に若く新しい映画の推奨を目指している。

FIPRESCI審査員
マドゥ・エラヴァンカラ

インド、ケーララ生まれ。映画評論家、映画作家として活躍。監督として長編映画『Nankooram』、他に15本のドキュメンタリー作品を手がける。『Victims of Silence』『Asmara--The City of Dreams』はアフリカで撮影。最新短編作『Nishadam』は、数多くの国際映画祭で上映されている。映画に関する書籍でも数多くの賞を受賞している。


クリス・フジワラ

『Jacques Tourneur: The Cinema of Nightfall』(ジョンズ・ホプキンス大学出版)の著者。現在はオットー・プレミンジャーの伝記を執筆中(フェイバー&フェイバー社から出版予定)。また、「The Boston Phoenix」での映画評など、雑誌や作品集でも記事や評論を書いている。イェール大学、ロードアイランドデザイン学校、エマーソン大学で映画研究や映画史の教鞭をとり、多くの国際映画祭で審査員を務めている。


斉藤敦子

1980年に渡仏、パリで映画を学ぶ。コンセルヴァトワール・リーブル・デュ・シネマ・フランセ映画編集科修了。1984年に帰国、1990年より、フリーで映画評論および字幕翻訳を手がける。翻訳書に、ピエール・ブロンベルジェ著『シネマメモワール』など。字幕作品に、マイク・リー『ヴェラ・ドレイク』、フレデリック・ワイズマン『臨死』、『DV ― ドメスティック・バイオレンス』などがある。