YIDFF '91
10月7日[月]−13日[日]開催
YIDFF '91 プログラム
- インターナショナル・コンペティション:世界中から応募された最新の15作品を上映。
- 審査員作品:11作品上映。
- 特別上映作品:6作品上映。
- アジア・プログラム:アジア映画21作品上映のほか、“創造性vs客観性―ドキュメンタリー映画における美学と行動主義”というテーマに焦点をあて、批評家・監督・一般参加者を交えた議論の場となった「アジア・シンポジウム」、アジアの映画批評家と監督が、アジア映画をアジア内で活発化していく方法について語り合った「アジア映画国際会議」の3部門を開催。
- 日本ドキュメンタリー映画の興隆:終戦後から1960年までの42作品を上映。
- 日米映画戦:真珠湾攻撃から50年経った今、当時の戦争ドキュメンタリー映画を振り返り今日における意義を考えるという視点から、日米双方の作品を上映するとともに、各方面のゲストを招待し、当時の映画やその他のメディアによって作られた国際関係と、それによって引き起こされた誤解と先入観を再考察した企画。41作品上映。
- 日本映画パノラマ館:現代日本の若手映像作家7人の計17作品を上映。市民ボランティアグループ“YIDFFネットワーク”の企画。
YIDFF '91 受賞作品
- インターナショナル・コンペティション
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ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
『頑固な夢』監督:ソボリッチ・ベーラ/ハンガリー
山形市長賞(最優秀賞)
『閉ざされた時間』監督:シビル・シェーネマン/ドイツ
優秀賞
『アメリカンドリーム』監督:バーバラ・コップル/アメリカ
『その昔7人のシメオンがいた』監督:ヘルツ・フランク、ウラジミール・エイスネル/旧ソ連
特別賞
『石の賛美歌』監督:ミシェル・クレフィ/ベルギー
奨励賞
『ミニ・ジャパンの子供たち』監督:チャラム・ベヌラカル/インド
市民賞- 『ミニ・ジャパンの子供たち』監督:チャラム・ベヌラカル/インド
YIDFF '91 上映作品数・参加人数
- 上映作品数:153本
- 入場者数:14,486人