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    Hongara--Sacred Torch

    - 日本/2008/日本語/カラー/ビデオ/88分

    監督、撮影、編集:長岡野亜
    録音:溝江麻衣子
    音楽:大場陽子、STRIKE、村田聡
    製作、配給:NPOひょうたんからKO-MA(藤田知丈)
    gonza.xii.jp/hongara/

    滋賀県近江八幡市島町の65歳以上の高齢者が集まる「島町老人クラブ」。そのメンバーが、50年前に途絶えた「ほんがら松明」の復活に立ち上がる。老人たちの郷土への誇りと愛情は、その土地の若い世代の心をも動かしていく。試行錯誤しながらようやく迎えた本番の日、松明の炎は人々の額に浮かぶ汗を赤々と照らす。世代を超えてふるさとを蘇らせる地域住民の活動に火をつけた作品。



    【監督のことば】「ワシらが死んでまう前に、何かできんやろか」……二千年続いてきた村に生きる、老人たちの「遺言」。今を生きる人々にどのように届くのでしょうか。映画作りと老人たちの思いが時にはシンクロすることによって、新たな村の力にも繋がっていった作品です。


    - 長岡野亜

    京都生まれ。映画監督・原一男氏が主宰するCINEMA塾に参加し、『かけがえの前進』(2002、YIDFF 2003で上映)を製作。『はじまりの風景』(2005)、『タネピリカ』(2006)など。2008年から、滋賀県・近江八幡市で市民参加型映画づくり「遺言YUI-GON〜未来への手紙 」プロジェクトを進行中。本作でイメージフォーラム・フェスティバル2009観客賞を受賞した。