各賞一覧
- ■インターナショナル・コンペティション
- 世界から優れたドキュメンタリーを集め、コンペティション形式で上映された作品15本の中から、各賞が授与されます。最も優れた作品にドキュメンタリー映画の地平を切り拓いたフラハティ夫妻の名前を冠した、ロバート＆フランシス・フラハティ賞を授与します。
- ロバート＆フランシス・フラハティ賞（大賞） 賞金2,000,000円
- 山形市長賞（最優秀賞）………………………… 賞金1,000,000円
- 優秀賞（2作品） ………………………………… 賞金各300,000円
- 特別賞 ……………………………………………… 賞金300,000円
■アジア千波万波- フォーマットや上映時間の制約を超え、アジアの新進ドキュメンタリー作家の作品を紹介、応援するプログラム。最も可能性のある作品には本映画祭の創設に力を注ぎ、アジア作家との交流に情熱を傾けた小川紳介監督の精神を受け継いで設置した小川紳介賞を授与します。
- 小川紳介賞 ………………………………………… 賞金500,000円
- 奨励賞（2作品） ………………………………… 賞金各300,000円
■市民賞- 映画祭期間中に募った、観客によるアンケート集計の結果、授与します。
オリジナル・トロフィー
デザインは彫刻家、吾妻兼治郎氏によるもの。山形市・山形県の象徴のひとつである黄金色に実った“稲”の束をつかんだイメージをかたどった鋳物。 |
- ■コミュニティシネマ賞
- 多様な映画の上映を通して、地域社会に豊かな映像文化を根付かせるため各地での活動を支援するコミュニティシネマセンターによる賞。地域で上映活動を行なう人たちが審査員となり「いちばん観客に見せたい映画」を選ぶ。受賞作品には、国内上映を支援する経費として副賞が授与され、国内での上映に対する協力も行なう。
- 賞金3,000ドル
- ■日本映画監督協会賞
- 70年の歴史を持ち、1960年から協会新人賞によって国内の未知の才能を発掘・応援し続けてきた日本映画監督協会が、映画の可能性を示す内外の新しい力との更なる出会いを願って創設した賞です。審査員は5名。
- 副賞300,000円
賞創設記念上映＆シンポジウム
映画監督って何だ！
Cut! The Rights of Japanese Film Directors- 日本／2006／日本語／カラー／ビデオ／88分
監督、脚本：伊藤俊也
撮影、照明：長田勇市 音楽：宇崎竜童
プロデューサー：高橋伴明、林海象、山本起也
映画監督の著作権をテーマに、延べ200名の現役映画監督たちが役者・スタッフとして参加した劇映画。時代劇、再現劇、インタビュー、ドキュメンタリーを取り混ぜた手法で「監督は映画の著作権者である！」と宣言する。