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第18回国民文化祭・やまがた2003 ドキュメンタリー映画フェスティバル
Program 2 四大映像作家、山形に喝!

小口詩子:映像作家

-東京生まれ。早稲田大学第一文学部で演劇を学び、身体表現の傍ら8mmを廻し始める。ダンスインストラクター、編集、映画宣伝、映像制作、美大助手の職を経て、映像中心に領域を超えたパフォーマンスやセッションを展開。代表作に『雨』(1982、PFF入選)、『おでかけ日記』(1989、IFF大賞)、『眠る花』(1991、同審査員特別賞)、『バラ科たんぽぽ』(1990、えび天金監督)など。映画祭の作品選考、アーティストフィーチャーのイベントコーディネートやワークショップなど、若手の発掘育成にも力を入れ、武蔵野美術大学、多摩美術大学、早稲田大学芸術学校で教鞭をとる。


代表作:オフィーリアの愛読書
〈1夜=吉屋信子ヲ読ス。2夜=尾崎翠ヲ読ス。3夜=小夜桜子ヲ読ス。〉

Ophelia's Favorite Books

- 1995/カラー/ビデオ/30分×3=90分

撮影:柴崎幸三
8mm映像:山崎幹夫 
アニメ:清水真理&木村英樹
音楽:金大偉、出嶌達也、他

明治29年生まれの3女流作家の趣味的文章世界を、架空の少女雑誌『月刊オフィーリア』が展開。川辺で命を落とした伝説の少女オフィーリアは少年として蘇生し、深い水底に暮らす。そして少女の頃の記憶を懐かしみ、時を超えて愛読書を耽読する。


 

土屋豊:映像作家

-1966年生まれ。1990年より本格的に作品制作を開始。1994年より複製自由のフリービデオ「WITHOUT TELEVISION」を自主流通により発行。1998年から自主ビデオの流通プロジェクト「VIDEO ACT!」を主宰。メディア・アクティヴィストたちのネットワークを広げるための活動を続けている。主な作品は『あなたは天皇の戦争責任についてどう思いますか?〈96.8.15靖国篇〉』、『涼子・21歳』、『新しい神様』など。


- 代表作:新しい神様

The New God

1999/カラー/ビデオ/99分

民族派パンクパンド「維新赤誠塾」のメンバーと本作品の監督、土屋豊とのコミュニケーションの記録。世紀末ニッポンを生きる若者の心象風景を浮かび上がらせ、各国の国際映画祭を席巻。国内の劇場公開でもロングランを記録した超話題作。プチナショナリズムと騒がれる今、更に必見。主人公の雨宮処凛は、現在、作家として大ブレイク中!



- 最新作:PEEP "TV" SHOW


2003/カラー/ビデオ/約98分

ゴスロリ少女と盗撮マニアがSeptember 11 以降の「リアル」を求めて困難な闘いに挑む。微かな希望は見えるか?



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