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日本プログラム


108日−10

 日本に関わることがらを独自の視点で描いた作品を紹介する日本プログラム。権力が暴走する危うさを詳らかにした映画、60年代の権力に対する異議申し立てについて記憶を紡いだ映画、震災を契機に10年にわたる作家たちの思索が結晶化した映画、映画作りを通してしょうがいをもつ身体と表現について探究した映画、土地につながる個人の記憶にじっくり耳を傾けた映画の5作品を上映する。これらの作品は、「日本」ということばで一括りにできない作家それぞれのたゆまざる思考の軌跡である。



牛久
Ushiku
日本/2021/87分
監督:トーマス・アッシュ Thomas Ash

茨城県牛久市にある入国管理センターに長期収容されている外国籍の人々に取材し、権力による人権蹂躙を詳らかにする。権力の暴走に警鐘を鳴らす告発映画。

9日14:00



きみが死んだあとで
Whiplash of the Dead
日本/2021/200分
監督:代島治彦 Daishima Haruhiko

1967年第一次羽田闘争で命を落とした大学生の記憶を遺族や元同級生のことばにより紡ぐ。政府権力に意義申し立てをした学生たちの記憶の継承と未来への問いかけ。

8日18:00



BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016/2021
日本/2021/64分
企画:前田真二郎 Maeda Shinjiro
監督:池田泰教、大木裕之、鈴木光、崟利子 Ikeda Yasunori, Oki Hiroyuki, Suzuki Hikaru, Takashi Toshiko

企画者による指示書に従い昨日と明日を行き交い日常に向きあった4人の作家による12本の短編オムニバス。東日本大震災から10年にわたる思索の軌跡。

10日15:00



へんしんっ!
Transform!
日本/2020/93分
監督:石田智哉 Ishida Tomoya

他者にカメラを向けつつしょうがいを持つ自身の身体に対峙する監督。身体とは何か、表現とは何かという問いは、映画とは何かという問いに繋がっていく。

10日11:00



私はおぼえている
I Remember
日本/2021/224分
監督:波田野州平 Hatano Shuhei

カメラに向かい鳥取の土地につながる記憶を語る10人の登場人物。戦前から現在まで個々の人生の記憶が1本の映画を編み上げる。

9日16:30