english
2005-12-01 | 東北芸術工科大学図書館上映会〈12月−1月〉

 東北芸術工科大学図書館との共催でドキュメンタリー映画の上映会を開催しています。学生対象の上映会ですが一般の方の参加も歓迎します。是非ご参加ください。

東北芸術工科大学図書館上映会

1221日[水]17:30(1回上映)
刑法175条YIDFF 2001
監督:ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
アメリカ/1999/英語、ドイツ語、フランス語/カラー/35mm/81分

ナチスによる迫害が、ユダヤ人だけではなく同性愛者にもおよんでいたことはあまり知られていない。この映画は同性愛者を差別するドイツの“刑法175条” によって迫害を受けたゲイ男性たちとひとりのレズビアンについて、歴史に隠された一面を聞き出している。ハインツは強制収容所での体験を告白し、フランス人ピエールは自分のボーイフレンドが虐殺されるのを目撃し、ユダヤ人のガドは地下抵抗組織の指導者としての経験を語る。


118日[水]17:30(1回上映)
ライオンのなかで暮らしてYIDFF '99 市民賞
監督:シグヴェ・エンドレセン
ノルウェー/1998/ノルウェー語/カラー/35mm/83分

ガンに侵された3人の若者、27歳のイングン、21歳のラーシュ、21歳のクリスティンを1年半にわたって記録。彼らの友人たちを交えながら、不幸にも若くして死に向かい合った彼らの考えや感情を通して、生の価値と生きることの意味を問いかける。友人との楽しい語らい、バカ騒ぎ、旅行、そして結婚など、若者の誰もがすることの裏側に、近い将来の死への旅路を覚悟せざるを得ない心境……。1978年からドキュメンタリー映画を撮ってきたエンドレセン監督は、彼らの希望と絶望、夢と現実、安らぎと苦悩などに随伴しながら、彼らの生の証を再構成し、生と死の意味を描き出している。

[会場] 東北芸術工科大学図書館2階AVルーム
[料金] 入場無料
[共催] 東北芸術工科大学図書館
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
[問い合わせ] phone: 023-666-4480(映画祭山形事務局)