| 2005-02-01 | | | 金曜上映会のお知らせ〈2月−3月〉 |
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を会場に毎月2回（第2、第4金曜日）上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画や、戦前の無声映画、映画史に残る名作、自主製作作品や、実験映画、アニメーションなど、普段映画館やテレビ・ビデオなどでなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映しています。会費1,000円で月2回の上映会を半年間お楽しみ頂けます。是非ご利用ください。
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
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●2月18日［金］…〈フェデリコ・フェリーニ監督特集〉※2月11日は祝日につき変更
14:00（1回のみ上映） - 『甘い生活』出演：マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ/イタリア、フランス/1959/174分
- 17:45（1回のみ上映）
- 『監督ノート』監督・出演：フェデリコ・フェリーニ/出演：ジュリエッタ・マシーナ、マルチェロ・マストロヤンニ/アメリカ/1969/50分
- 19:00（1回のみ上映）
- 『サテリコン』出演：マーティン・ポッター、ハイラム・ケラー/イタリア/1969/125分
■古代ローマを舞台にした絢爛たる映像叙事詩『サテリコン』、現代ローマを舞台に華やかさとその裏に潜む狂気と退廃を壮大なスケールで描きカンヌ映画祭グランプリに輝いた『甘い生活』、イタリアの巨匠フェリーニの代表作2本を特集。合間に『サテリコン』撮影に関するドキュメンタリー『監督ノート』を参考上映。フェリーニは1993年に亡くなったがイタリアでは国葬という形で彼の功績を讚えた。ビバ！イタリア。
●2月25日［金］…〈映画祭2003アンコール 13〉
14:00、19:00（2回上映）- 『ウイ・ノン』監督：ジョン・ジョスト/アメリカ、フランス、イタリア/2002/115分
■『ロンドンスケッチ』（1997）や『シックス・イージー・ピーセス』（2000）などでデジタルビデオドキュメンタリーに新しい地平を切り開いた（と評された）ジョン・ジョスト監督が、若い男女の恋物語を軸に現代のパリの様々な表情をとらえた。「フィルムの時代は終わった」という彼の作品の中にドキュメンタリーの未来はどうあるのか、あなた自身が見つけてください。
●3月11日［金］…〈イリノイ・ジャケーに捧ぐ〉
14:00、19:00（2回上映）- 『テキサス・テナー：イリノイ・ジャケー・ストーリー』監督：アーサー・エルゴート/アメリカ/1992/81分
■昨年の7月、心臓発作のため81歳でこの世を去ったジャズサックス奏者イリノイ・ジャケーをしのび、彼のドキュメンタリーを上映。映画の撮影は1988年から1990年にかけて行われ、彼の日常生活や公演の模様などが映される。彼の人となりをジャズの巨人たちが語るのも嬉しい。ソニー・ロリンズは健在だが、ライオネル・ハンプトンもデイジー・ガレスビーも今はもう居ない。合掌。
●3月25日［金］…〈荒海に生きる〉
14:00、18:00（各2回上映）- 『アラン』監督：ロバート・フラハティ/イギリス/1934/76分
『鯨神（くじらがみ）』監督：田中徳三/出演：本郷功次郎、勝新太郎、藤村志保/日本/1962/100分
■アイルランドの西側にあるアラン島を舞台に、荒々しい自然と人間との闘いを描いたドキュメンタリー映画史上に残る傑作『アラン』に、宇能鴻一郎の芥川賞受賞作の映画化『鯨神』を同時上映。和製「白鯨」ともいうべき特撮スペクタル満載の人間ドラマをご堪能ください。
※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
※金曜上映会についてはこちらをご覧ください。
[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
会場地図
[料金] 会員入場無料（友の会会員
半年1000円 当日すぐ入会できます）
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
[問い合わせ] phone: 023-666-4480（映画祭山形事務局）