2002-03-08 | | | 上映会のお知らせ〈3月-4月〉 |
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
- ●3月8日[金] ……〈アンコール上映会〉
本日のみ上映時間変更
14:00『あるアナーキスト――ドゥルティの生涯』監督: ジャン=ルイ・コモリ/107分
16:30『刑法175条』監督: ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン/81分
19:00『鳥のように――ラ・ドゥヴィニエール』監督: ブノワ・デルヴォー/90分 - ■アンコール上映会。この日のみ会員以外でも参加可能。会員はもちろん無料。
●3月22日[金] ……〈山路ふみ子文化賞受賞記念〉- 『愛怨峡』監督: 溝口健二/出演: 山路ふみ子/1937/89分
■昨年の11月30日、山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会は、長年にわたり国内外の記録映画の普及と振興に貢献したという理由により「山路ふみ子文化賞」を受賞しました。山路ふみ子は戦前の新興キネマを代表する大女優。昭和13年に山形ロケを敢行した『あゝ故郷』(溝口健二監督)のフィルムは残念ながら現存せず、前年の山路=溝口コンビのもうひとつの代表作を上映します。
●4月12日[金] ……〈亀井文夫の二つの顔〉- 『女は下着で作られる』監督: 鴨居洋子、千明茂雄/編集: 亀井文夫/1958/37分
『世界は恐怖する――死の灰の正体』監督: 亀井文夫/1957/79分
■空から下着が降ってくるエロチックな『女は下着で作られる』と、放射能が生き物にどんな影響を与えるかを見つめた『世界は恐怖する』――。チープだが愛すべきPR映画の怪作と社会派の面目躍如たる秀作、軟派と硬派のこの振幅の大きさの中にこそ映画作家亀井文夫検証の奥深さと面白さがあるのだろう。
●4月26日[金] ……〈映画祭2001アンコール〉- 『青春クロニクル』監督: ヴィターリー・マンスキー/ロシア/1999/91分
■1961年から1986年にいたる、あるロシア人青年の青春のクロニクル(年代記)。膨大なホームムービーの中からひとつの真実をつかみとる試み。ある郷愁と苦い共感に満ちたフェイクなドキュメント。
●上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認下さい。
[とき] (毎月第2、第4)金曜日 14:00、19:00
[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室 →会場地図
[料金] 会員入場無料(友の会会員 半年1000円 当日すぐ入会できます)
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
※金曜上映会についてはこちらをご覧ください。
[お問い合わせ]
山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会事務局
phone: 023-666-4480
e-mail: info@yidff.jp