ポスターデザイン
開催ポスターデザイン
YIDFF 2017 ポスターデザインは、東北芸術工科大学との連携のもと、グラフィックデザイン学科3年生66名の方々に取り組んでいただきました。審査の結果、3年生の峰村巧光さんのデザインに決定しました。このデザインはポスターはもちろん、公式カタログやチケットなどにも使用されます。
【峰村巧光さんによるデザインコンセプト】人との会話で言葉や文字を使用すると、時として国境や人種に壁を作ってしまうことがあります。しかし、ボディ・ランゲージということばがあるように、身体は言葉になり、さらに言葉を超えて相手と対話ができます。その中でも「手」は顔の表情と同じぐらい、様々な感情を映し出す事ができます。感謝も怒りも悲しみも表現する事ができます。僕は「人の手」と「言語や国境の壁を越える映画」に共通性を感じました。そして、その映画を作るのもまた人の「手」によるものです。人の手によって作られたドキュメンタリー映画が人と人とを繋げる。手が未来を紡ぐ。そのような思いをこめてこのポスターをデザインしました。
作品募集ポスターデザイン
YIDFF 2017 作品募集ポスターのデザインは、東北芸術工科大学との連携のもと、グラフィックデザイン学科3年生63名の方々に取り組んでいただきました。審査の結果、3年生の村上由夏さんのデザインに決定いたしました。
【村上由夏さんによるデザインコンセプト】テーマは「人生」です。私は去年山形国際ドキュメンタリー映画祭のボランティア・スタッフをして、選出された映画を数本観ていました。それらの映画を観て感じたことは、ドキュメンタリー映画には、1人の人生を追ったものや、家族の物語など、それぞれの違った人生の物語が写されているということです。私がポスターのために撮影した写真の中にも、いくつかの物語が含まれています。家族で一列になって道を進む人々、隣り合ってベンチで休憩する人、スーツを着て2列で歩く人。1枚のポスターの中に登場している人びとにも、それぞれの「ドキュメンタリー映画」があるように見えたのです。
人生は1本の「ドキュメンタリー映画」と言うことができます。私にも、あなたにも、誰にでも、それぞれの「ドキュメンタリー映画」がある。そのようなことが伝われば嬉しいです。