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    A Permanent Part-timer in Distress

    - 日本/2007/日本語/カラー/ビデオ/67分/英語字幕版

    監督、撮影、編集、録音:岩淵弘樹
    アドバイザー:雨宮処凛
    製作:土屋豊
    配給:W-TV OFFICE

    平日は時給1,250円で工場の単純労働、土日は憧れの東京で日雇い派遣をするフリーターの監督。23歳の彼は、フリーターの権利を求めるデモに参加し、テレビに「不幸で貧しい派遣労働者」として取り上げられる。「フリーターとして生きること」を自ら選んだという彼はしかし、その日常を「浅瀬で溺れるような日々」と表現する。生活を日記のように記録し続ける中で、何かが変わるのか……。



    【監督のことば】この映画は、2006年4月から2007年3月まで、派遣アルバイトとして働きながら過ごした1年間のドキュメンタリーです。負け組や奴隷と呼ばれる“フリーター”という生き方には価値なんてないのか、こんな毎日がいつまで続くのか、と考えながら過ごした日々の記録です。映画の中に映る、ひとりの人間のしぶとい様を見ていただきたいです。


    - 岩淵弘樹

    1983年生まれ。2001年山形市の東北芸術工科大学入学。ビデオによる映画創作活動をスタート。2005年同大学卒業。現在はフリーター。『いのちについて』はショートショートフィルムフェスティバル&アジア2004入選。国民文化祭・やまがた2003の映像制作ワークショップで『国境を越えて』をグループ制作。