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2001-09-13 | 審査員作品の紹介

 YIDFFニュース7月27日号でお知らせしました審査員の以下の監督作品を特別上映いたします。


〈インターナショナル・コンペティション審査員作品〉

  • 新・踏切のある通り
    監督:イヴァルス・セレツキス
    1999/ラトヴィア/35mm/85分

    1989年の第1回の本映画祭にて『踏切のある通り』でグランプリを獲得したセレツキス監督が、同じ村の人々の10年後を撮った最新作。
    (上映:10月4日19:40 会場:山形市中央公民館)

  • キューバの恋人
    監督:黒木和雄
    1969/日本、キューバ/35mm/101分

    岩波映画で個性的なドキュメンタリーを多く作っていた黒木監督の劇映画第2作。革命後10年のキューバでの日本人青年(津川雅彦)とキューバ人女性とのラブ・ストーリー。
    (上映:10月5日18:50 会場:山形市中央公民館)

  • B-52
    監督:ハルトム−ト・ビトムスキ−
    2001/ドイツ、アメリカ/35mm/112分

    ア−カイヴ映像を駆使したドキュメンタリー作品を数多く作ってきたビトムスキー監督の最新作。1947年にはじめて設計されたB-52爆撃機が、ヴェトナム戦争、湾岸戦争、コソボ紛争など、50年以上経つ現在まで戦争の道具としていかに使われてきたかを描く。
    (上映:10月7日10:00 会場:山形市中央公民館)

  • 千言萬語
    監督:許鞍華(アン・ホイ)
    1999/香港/35mm/128分

    香港を代表する女性監督としてドキュメンタリーを含む様々なジャンルの作品を製作してきたアン・ホイ監督が1970年代末の学生運動から、1989年の天安門事件、1997年の香港返還までを背景に描く人間群像。
    (上映:10月9日13:30 会場:山形市中央公民館)

〈アジア千波万波審査員作品〉

  • SELF AND OTHERS
    監督:佐藤真
    2000/日本/16mm/53分

    1983年に36歳で夭折した写真家牛腸茂雄の写真集「Self and Others」を中心に、残された写真や草稿などによって、彼が追求してきた〈もうひとつの 身振り〉をとりこもうと試みる。
    (上映:10月9日10:00 会場:山形市中央公民館)

  • 花子
    監督:佐藤真
    2001/日本/35mm/58分

    『まひるのほし』で、障害者アートにいそしむ人々を軽やかに描いた佐藤真監督が、「食べ物アート」を続ける自閉症の女性とその家族の日常を追う最新作。
    (上映:10月9日10:53 会場:山形市中央公民館)