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各賞一覧


■インターナショナル・コンペティション
世界から応募されたドキュメンタリーをコンペティション形式で上映した15本のなかから、各賞が授与される。最も優れた作品に、ドキュメンタリー映画の地平を切り拓いたフラハティ夫妻の名前を冠した、ロバート&フランシス・フラハティ賞を授与する。
  • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)  賞金200万円
  • 山形市長賞(最優秀賞)………………………… 賞金100万円
  • 優秀賞(2作品)………………………………… 賞金各30万円
  • 審査員特別賞  ……………………………………… 賞金30万円

■アジア千波万波
フォーマットや上映時間の制約を超え、アジアの新進ドキュメンタリー作家の作品を紹介・応援するプログラム。最も可能性のある作家に、本映画祭の創設に力を注ぎ、アジア作家との交流に情熱を傾けた小川紳介監督の精神を受け継いで設置した小川紳介賞を授与する。
  • 小川紳介賞  ………………………………………… 賞金50万円
  • 奨励賞(2作品)………………………………… 賞金各30万円

- オリジナル・トロフィー

デザインは彫刻家、吾妻兼治郎(1926−2016)によるもの。山形市・山形県の象徴のひとつである黄金色に実った“稲”の束をつかんだイメージをかたどった鋳物。両部門の大賞(ロバート&フランシス・フラハティ賞、小川紳介賞)に授与される。



こけしトロフィー

蔵王高湯系伝統こけしを継承する工人 梅木直美によるこけしトロフィー。インターナショナル・コンペティション山形市長賞、優秀賞、審査員特別賞、アジア千波万波奨励賞に授与される。



■市民賞
映画祭期間中に募った観客によるアンケート集計の結果、授与する。山形の市民団体(山形ビューティフルコミッション)により副賞が贈呈される。

 


■日本映画監督協会賞
日本映画監督協会が独自の視点で「アジア千波万波」「日本プログラム」の作品を審査対象として選定。その選考基準は、現在置かれている多様な国の状況や困難を乗り越え、完成させた熱意ある作品であり、次回作に期待が持てる監督であること。受賞監督には賞状、トロフィーを贈る。今回の審査員は、足立正生、竹林紀雄、水谷俊之。