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その他上映作品


YIDFF 2021:特別招待作品

- 武漢、わたしはここにいる
Wuhan, I Am Here
中国/2021/153分
監督:蘭波(ラン・ボー) Lan Bo

劇映画撮影のために武漢に入ったクルーは、突然の都市封鎖に遭遇し、路上に出て撮影を始める。高齢者世帯、路上生活者らへ、ネットで集めた物資を無料配布するボランティア活動にクルーも積極的に携わり、街を奔走する。

10日16:00 フォーラム5



YIDFF 2021 特集プログラム:やまがたと映画

- 丸八やたら漬 Komian
Pickles and Komian Club
日本/2021/105分
監督:佐藤広一 Sato Koichi
製作:映画「丸八やたら漬 Komian」製作委員会

当たり前にあると思っていたものがなくなる。山形の食文化を担って来た老舗漬物店「丸八やたら漬」。1993年以来、自由な交流空間として山形国際ドキュメンタリー映画際を支えた「香味庵クラブ」。しかし2020年4月、突然の廃業宣言。135年に及ぶ営みに終止符が打たれ、疑問と落胆が広がる。苦渋の決断をした店主。交流の場を支えた人びと。国内外の映画関係者がKomianを通して感じたYIDFFとは、山形とは何だったのか。

7日16:30 フォーラム5



YIDFF 2021 特集プログラム:未来への映画便 &プログラム関連作品

- 若き孤独
Young Solitude
フランス/2018/100分
監督:クレール・シモン Claire Simon

パリ郊外のイヴリー=シュル=セーヌ市。ロマン=ロラン高校に通う10代の若者が、二人組、三人組といったさまざまな組み合わせでそれぞれの家庭環境や両親との関係、初恋、将来の夢を語り合っていく。孤独であること、そしてその状況を誰かと共有できること。不安や憧れ、悲しみや情熱といった感情が、カメラを通して引き出されていく。当初は、参加する高校生と短編映画をワークショップ形式で制作する予定だったが、クレール・シモンは方針を変え、最終的には長編ドキュメンタリー作品となった。「ひとりでいること、それは良くもあれば悪くもある。私たちは何かを探し、議論するのだ」(クレール・シモン)。

9日17:50 フォーラム3



-
Cow
イギリス/2021/94分
監督:アンドレア・アーノルド Andrea Arnold

一頭の乳牛の現実と、彼女が私たち人間に与える偉大な奉仕についての映画。ルマを通して、彼女が存在するこの世界全体が見えてくる。カンヌ国際映画祭、東京国際映画祭他で上映。

9日14:15 フォーラム5

未来への映画便 映画鑑賞ワークショップ

『牛』上映後、高校生・大学生世代を対象とした映画鑑賞ワークショップを行います。さまざまな人たちが映画館に集まり、映画を一緒に観て、その経験を話し合うこと。それによってこれまでとは異なる映画の楽しみ方を見つけることができます。 映画好きな人も、ほとんど映画を観たことがない人も、どなたでも大歓迎!

[対象]
高校・大学生世代の皆さん
[参加費]
ワークショップ参加者は、『牛』鑑賞、ワークショップともに無料
[申し込み]
事前申し込みが必要です。(定員30名、定員に達し次第申し込みを締め切ります)
お申し込みはこちらから 申し込み受付フォーム[お申し込みを締め切りました。]

※ワークショップに参加される方は、鑑賞チケットを別途購入する必要はありません。(チケット購入後の返金はいたしかねます)
※ワークショップにお申し込みいただいた方には、YIDFF 2021 ON SCREEN! その他の作品をご覧いただける無料招待券を2枚差し上げます。『牛』を含む3作品を鑑賞した方には、映画祭特製トートバッグをプレゼント! 招待券のお渡しや、トートバッグのプレゼントについては、お申し込み後に詳細をお知らせいたします。


[ファシリテーター]
中村高寛
映画監督。2006年に映画『ヨコハマメリー』で監督デビュー、複数の国際映画祭に出品、日本では文化庁記録映画部門優秀賞など11の賞を受賞。2017年には第二作『禅と骨』が劇場公開された。東北芸術工科大学映像学科准教授。
土田環
「未来への映画便」プログラム・コーディネーター。編著書に『こども映画教室のすすめ』など。早稲田大学基幹理工学部表現工学科講師(専任)。
[未来への映画便 推せん作品]
言語の向こうにあるもの9日10:30 フォーラム3
若き孤独9日17:50 フォーラム3