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2026-06-29 | YIDFF 2027 プレ・イベント
東アジアの妖怪ものがたり 〜 境界からの声

 トッケビ! 魔神仔モシナ! サトリ! 東アジアの闇より生まれし妖怪たちの、ひと夏限りの大競宴!

 来年10月開催予定の第20回山形国際ドキュメンタリー映画祭プレ・イベントとして、「東アジアの妖怪ものがたり 〜 境界からの声」と題した特別上映会を開催します。日本、韓国、台湾。人間社会から取り残された境界的な場所から聞こえてくる「声ならざる声」を、妖怪・怪異を通して描き出した驚異の三作品。怪談や妖怪民俗学の専門家たちによる妖怪トークショーも必聴!

山形国際ドキュメンタリー映画祭2027 プレ・イベント
東アジアの妖怪ものがたり 〜 境界からの声

81日[土]
 13:20
妊娠した木とトッケビ監督:キム・ドンリョン、パク・ギョンテ/韓国/2019/115分/イメージフォーラム・フェスティバル2020、東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション 寺山修司賞

廃墟と化しつつある、米軍基地村の歓楽街に住み続けるパク・インスンさん。一時的に暮らしたアメリカ生活で失った娘を探しながら、記憶と語りが現実と虚構を行き来する。山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 インターナショナル・コンペティション特別賞『蜘蛛の地』の監督による作品。同作に引き続き、パク・インスンさんとの共同作業によって、彼女の悪夢、基地村の亡霊を物語にした。

 16:00
日本妖怪伝サトリ監督:東陽一/製作:高木隆太郎/撮影:田村正毅/出演:緑魔子、河原崎次郎、山谷初男、小川紳介/日本/1973/100分

人の思うことを次々に言い当て、思うことがなくなるととって喰うという民話の妖怪“サトリ”が、現代に蘇る。状況のもつ根深い荒廃の根が、そして、人間精神の暗い水底が光にさらされる……。東陽一監督が「現代人への鎮魂歌」として発表した意欲作。したたかさを浮き彫りにする緑魔子の独特の存在感、河原崎次郎のさすらいの時代の青年像、アングラを体現したような山谷初男の怪演に刮目せよ。

 18:20
炭鉱奇譚監督:宋承穎(ソン・チョンイン)、胡清雅(フー・チンヤー)/台湾/2024/30分/YIDFF 2025 アジア千波万波 東北電化工業賞(奨励賞)
※上映後、安井眞奈美さん(文化人類学者・民俗学者)、黒木あるじさん(怪談作家・小説家)によるトーク

安井眞奈美:国際日本文化研究センター研究部教授。専攻は文化人類学、民俗学。博士(文学)。著書に『狙われた身体』『怪異と身体の民俗学』『出産環境の民俗学』、共編著に『グローバル時代を生きる妖怪』『怪異・妖怪学コレクション1 怪異・妖怪とは何か』など多数。
黒木あるじ:2009年に第7回ビーケーワン怪談大賞で佳作、第1回『幽』怪談実話コンテストで「ブンまわし賞」を受賞。2010年『怪談実話 震(ふるえ)』でデビュー。主な著作に『全国怪談オトリヨセ』、『山形怪談』『掃除屋 プロレス始末伝』など。2024年『春のたましい 神祓いの記』で第7回 書評家・細谷正充賞を受賞。最新刊は『おしら鬼秘譚』。


[会場]山形市民会館 小ホール(山形市香澄町2-9-45/JR山形駅より徒歩7分)
[料金]
前売:1回券1,300円/3枚つづり 3,000円(1枚ずつ分けてお使いいただけます)
当日:1回券1,500円/障がい者及び付き添いの方1名 1回券1,300円
高校生以下:無料(要学生証提示)
※トークご観覧の際は、チケットの半券をご提示ください。
※全席自由席です。

前売券は、山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーにて販売。
オンライン予約はこちら 前売チケット予約フォーム(Googleフォーム)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]思考空間 cat≒137
[問い合わせ]
phone: 023-666-4480(映画祭事務局) e-mail: info@yidff.jp