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2024-05-01 | 金曜上映会のお知らせ〈6月−7月〉

 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を主な会場に上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画など映画館やテレビ・ビデオなどではなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映します。

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会

614日[金]…〈カザフスタンと映画〉
 14:00、18:50(2回上映、夜の部開始時間注意
歌って監督:アミール・カラクーロフ/カザフスタン、日本/2003/35mm/80分/アジアフォーカス・福岡国際映画祭2003上映作品

中国に生まれ育ち、オペラ歌手として活躍していたカザフ人のマイラ。だが、声が出なくなり、親戚のおばあさんと姪のビビヌルの3人で暮らすことになった。穏やかな生活が続くと思われたが、ビビヌルが肺病を患ってしまい、マイラは必死でお金をつくることに。病床のビビヌルが、寝言で「歌ってほしい」とつぶやいた……。

※上映後、佐野伸寿さん(本作プロデューサー、映画監督)のトークがあります。

佐野伸寿
在カザフスタン日本大使館勤務がきっかけで知り合った本作監督ら映画人と『ラスト・ホリデイ』(監督:アミール・カラクーロフ/1996)、『三人兄弟』(監督:セリック・アプリモフ/2001)、『歌って』、『ウイグルから来た少年』(監督:佐野伸寿/2008)など中央アジア発の映画を数多くプロデュース。自ら脚本・監督した『阿彦哲郎物語 戦争の囚われ人』(2022)、『ちっちゃいサムライ 三浦正雄の子供時代』(2022)もカザフスタンで撮影した。

 16:20(1回上映)
ハイウェイ監督:セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ/フランス、ドイツ/1999/35mm/54分/YIDFF '99 インターナショナル・コンペティション

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会・やまがた市民映画学校
712日[金]…〈懐かしいやまがた再発見〉
 14:00、19:00(2回上映)
郷土の誇り製作年不明/モノクロ/3分
重要文化財 根本中堂 ― 解体修理工事の記録製作:山形市/1963/モノクロ/12分/YIDFF 2013 オープニング作品
やまがたをあなたの手で制作:山形市選挙管理委員会、山形市公明選挙推進協議会/1963/カラー/17分
広報映画シリーズ No.8 建設のやまがた製作:山形市/1965頃/カラー/15分
山形市広報映画 No.4 馬見ヶ崎川製作:山形市/1965頃/カラー/14分
※すべてデジタル上映

山形市創造都市推進協議会による「デジタルライブラリー」に収蔵された、山形市の広報フィルムから5本を上映。
昭和38年の宝珠山立石寺中堂の修理工事を記録した『重要文化財 根本中堂 ― 解体修理工事の記録』。投票による政治参加を市民に促す『やまがたをあなたの手で』。都市計画やインフラ整備の重要性や取り組み、未来への展望が力強く語られる『建設のやまがた』。山形市の生活と産業を支える馬見ヶ崎川の氾濫と治水の歴史をひもとき、ダム建設に向けた測量の様子が記録された『馬見ヶ崎川』。製作年など不明な点が多い『郷土の誇り』の謎解きにもぜひご協力ください。

[共催]山形市創造都市推進協議会
[協力]株式会社ヨコシネディーアイエー

※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
金曜上映会についてはこちらをご覧ください。

[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]
phone: 023-666-4480(映画祭事務局) e-mail: info@yidff.jp