English
事務局より

2015-11-14 | 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015
支えてくださったみなさまへ

 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015が無事終了しました。これもひとえに、国内外から映画祭にご参加いただいた観客の皆様、監督・審査員のゲストの皆様、そして、映画祭開催運営の現場を陰に日向に支えてくださったボランティアスタッフやリーダースタッフ皆様のお力があってこそ。関わってくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

 今年はいつにも増して開催内容が多彩で盛り沢山でした。来場者数も約24,300人を超え、歴代1位を記録しました。これまでの四半世紀以上にわたる事業展開を通して、山形映画祭は欧米だけでなくアジア、中東、そして近年はラテンアメリカ世界の映画作家や関係者との積極的な交流や親交を進めてきました。また、地元山形での地域連携も図ってきました。その成果が、今回すべての特集プログラムの充実に具体的に反映できたという手応えを感じています。この手応えを糧に、ひとつの映画祭が世界の今を多面的に映し、表現芸術の多様性にも注目し続けようとする志を、私たちは今後も継続してゆきたいと考えています。

 今回はまた、地元関係者の皆様のご努力により、映画上映以外のイベントも充実させることができました。恒例の香味庵クラブや山寺ツアー以外にも、朝ヨガ、山形カクテルミーティング、福祉作業所によるパンの出張販売等、ウェルカムパーティでの蕎麦打ち実演、山形交響楽団の映画祭記念演奏会、自転車ツーリング、山形市観光ボランティアガイド協会さんの観光案内等、新しい試みも多々あり、山形映画祭はもちろんのこと、「山形滞在そのものを楽しむ」ことが出来るような工夫を積極的に試みました。県外・国外の多くの方々に喜んでいただけたのではないでしょうか。映画祭を機に、山形ファンやリピーターがひとりでも増えてくれればこれほど嬉しいことはありません。

 来たる12月10日前後には、ユネスコより、山形市の国際創造都市ネットワークへの映画部門での参加認定について、回答が来ることになっています。山形という一地方都市が、優れた映像文化の活動を通してより魅力ある街となるためにも、山形映画祭は今後も多くの人々を惹き付けるさまざまな試みを行なっていきたいと思います。

 次の映画祭は2017年です。また皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

(高橋卓也 山形事務局長

 


2015-11-14 | 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015
感謝をこめて

 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015にご来場くださいましたみなさま、様々な形で映画祭開催前、会期中、開催後とご尽力・ご支援くださったみなさま、そして素晴らしい作品と共にヤマガタに参上してくださった監督、制作者のみなさま、本当にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。

 世界中から集まった老若男女、千差万別なみなさんと、様々な切り口や着眼点をもった映画群を鑑賞し、語り合い、お酒を飲みかわし、ことしもたくさんの出会いや発見が生まれました。

 2017年もヤマガタでお会いできることを心から楽しみにしております。

(濱治佳 東京事務局長