2004-08-02 | | | 金曜上映会のお知らせ〈8月−9月〉 |
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を会場に毎月2回(第2、第4金曜日)上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画や、戦前の無声映画、映画史に残る名作、自主製作作品や、実験映画、アニメーションなど、普段映画館やテレビ・ビデオなどでなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映しています。会費1,000円で月2回の上映会を半年間お楽しみ頂けます。是非ご利用ください。
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
- ●8月13日[金]…〈家族の肖像 ― 昭和40年代の日本 その1〉
14:00、18:30(各2回上映) - 『竜門の人びと』監督:堀内甲/桜映画社/1968/40分/キネマ旬報ベストテン第1位、イラン国際映画祭優秀作品賞受賞
『家族のこころ』監督:金子精吾/桜映画社/1968/32分
『沖縄の母たち』監督:大島善助/桜映画社/1970/30分
■大正から昭和に至る50年のミカン村の奮闘の歴史を描いた『竜門の人びと』、結核予防と家族のこころの通い合いをテーマにした『家族のこころ』、戦後27年間アメリカの支配下にあった沖縄とそこに暮す人々の問題が浮き彫りにされた『沖縄の母たち』。昭和40年代の日本を振り返る。
●8月27日[金]…〈映画祭2003アンコール 11〉
14:00、18:30(各2回上映)- 『羊飼いのバラード』監督:エリッヒ・ラングヤール/スイス/2002/124分
- 参考上映 16:30(1回のみ上映)
- 『アルプス・バラード』監督:エリッヒ・ラングヤール/スイス/1996/100分
■何百頭もの羊の群れ。小羊が出産する様子、乳しぼりやパン作りの毎日。スイスの羊飼い一家の日々の営みを壮大なアルプスの山々を背景に描いた映画祭2003インターナショナル・コンペティション作品『羊飼いのバラード』。今回は、ラングヤール監督の前作『アルプス・バラード』(映画祭'97インターナショナル・コンペティション作品)を夕方1回のみ特別上映する。
●9月10日[金]…〈家族の肖像 ― 昭和40年代の日本 その2〉
14:00、18:30(各2回上映)- 『サッパと老人』監督:堀内甲/桜映画社/1966/36分
『職業への道』監督:堀内甲/桜映画社/1970/37分
『ちどりと子供たち』監督:堀内甲/桜映画社/1973/31分
■サッパと呼ばれる磯舟で漁をする老人を主人公にした『サッパと老人』、就職後3年の間に離職してしまうという若年労働者をテーマにした『職業への道』、チドリの研究観察を始めた子供たちが、生命の尊さやそれを守ることの困難さを体験する姿を描いた『ちどりと子供たち』。昭和40年代の日本を振り返るシリーズ第2弾。
●9月24日[金]…〈歌は世に連れ その1/市民交響楽団ができるまで〉
14:00、18:00(各2回上映、夜の部のみ時間変更)- 『ここに泉あり』監督:今井正/脚本:水木洋子/出演:岡田英次、岸恵子、小林桂樹ほか/1955/150分
■現在も活躍を続け地方オーケストラとして草分け的存在でもある群馬交響楽団の前身となった高崎市民オーケストラ(1945年設立)の草創期を描いた音楽映画の名作。様々な困難を克服して設立されたその過程を、数多くの名曲や童謡などを盛り込んで描く。作曲家山田耕筰やピアニスト室井摩耶子も登場。
●10月8日[金]…〈映画祭2003アンコール 12〉
14:00、18:30(各2回上映)- 『あなたはどこ?』監督:R・V・ラマニ/インド/2003/153分
●10月22日[金]…〈歌は世に連れ その2/歌謡映画の世界〉
14:00、18:00(各2回上映、夜の部のみ時間変更)- 『君たちがいて僕がいた』監督:鷹森立一/出演:舟木一夫、本間千代子、千葉真一/1964/90分
他、1本
※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
※金曜上映会についてはこちらをご覧ください。
[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
会場地図
[料金] 会員入場無料(友の会会員
半年1000円 当日すぐ入会できます)
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
[お問い合わせ] phone: 023-666-4480(山形事務局)