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各賞一覧


インターナショナル・コンペティション
世界から応募されたドキュメンタリーをコンペティション形式で上映した15本のなかから、各賞が授与される。最も優れた作品に、ドキュメンタリー映画の地平を切り拓いたフラハティ夫妻の名前を冠した、ロバート&フランシス・フラハティ賞を授与する。
  • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)  賞金200万円
  • 山形市長賞(最優秀賞)………………………… 賞金100万円
  • 優秀賞(2作品)………………………………… 賞金各30万円
  • 審査員特別賞  ……………………………………… 賞金30万円

アジア千波万波
フォーマットや上映時間の制約を超え、アジアの新進ドキュメンタリー作家の作品を紹介、応援するプログラム。最も可能性のある作家に、本映画祭の創設に力を注ぎ、アジア作家との交流に情熱を傾けた小川紳介監督の精神を受け継いで設置した小川紳介賞を授与する。
  • 小川紳介賞  ………………………………………… 賞金50万円
  • 奨励賞(2作品)………………………………… 賞金各30万円

市民賞
映画祭期間中に募った、観客によるアンケート集計の結果、授与する。

- オリジナル・トロフィー

デザインは彫刻家、吾妻兼治郎氏によるもの。山形市・山形県の象徴のひとつである黄金色に実った“稲”の束をつかんだイメージをかたどった鋳物。


当映画祭のコンペティション2部門の大賞受賞作品(ロバート&フランシス・フラハティ賞、小川紳介賞)は、次年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門へのエントリー資格が無条件で与えられます。

 


日本映画監督協会賞
70年の歴史を持ち、1960年から協会新人賞によって国内の未知の才能を発掘・応援し続けてきた日本映画監督協会が、映画の可能性を示す国内外の新しい力とのさらなる出会いを願って設置した賞。この賞は、日本映画監督協会が独自の視点で「アジア千波万波」「日本プログラム」の作品を審査対象として選ぶものである。その選考基準は、現在置かれている様々な国の状況や困難を乗り越え、完成させた熱意ある作品であり、次回作に期待が持てる監督であること。受賞監督には日本映画監督協会賞の賞状およびトロフィーを贈る。